Doctors family〜2〜

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亜嵐side



龍「ノロウイルスやろな」



ちょうど時間の空いていたりゅと兄に診察をしてもらった



未だに寝ている玲於。目の下にはクマができていて昨日は寝れてないんだろう



いつもなら暴れて大変な診察もスムーズだった



薬を処方してもらい、家に帰る









玲「にぃ、ちゃ、ん、」



「ん？どうした？」



そのあとは何も喋ってくれなかった



ただ俺の胸に顔を埋めてグリグリしてくるだけ



不意にも可愛いと思ってしまった



まだまだ小さな背中をさすっていた時



大きく波打った



「気持ち悪いか？大丈夫、全部出しちゃえ」



玲「けほっ、げっ、げほっ、おえっ、えっ、、んっ」



目は半分閉じている。寝たいはずなのに気持ち悪さがまだ残っているみたいで



昔から体を壊しやすい玲於だから度々見てきたこの光景



見慣れているはずなのにこっちまで辛くなる



「玲於、お水飲めそう？」



ペットボトルにストローをさして渡すと少しだけど飲んでくれた



誰が見てもわかるほどぐったりしていてかなり限界そう



一応のために下にタオルを敷いて寝かせてあげた






玲「けほっ、んっ、ごほっ」



身をよじり始めたと思ったら目が覚めちゃったみたいで



さっきからまだ1時間も経っていなかった



咳が邪魔して中々深い眠りにつけていなくて、体力が回復しないのが心配

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