Doctors family〜2〜

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メンディーside



「涼太、今日ここで一緒に寝るから。何かあったらすぐいってな」



床に布団を敷いて寝る準備を始めた



さっきより落ち着いた涼太だけど心配だし、何かあったときにすぐ対応できるからって



コンコン…



玲「りょた兄、大丈夫？お風呂…」



肩にタオルをかけた玲於が部屋に入ってきた



「どうしようか。今日はやめておく？」



涼太が頷いたのを確認して玲於に伝える



お風呂はいつでも入れるし、今無理して入る必要もないから



玲「じゃあお大事に。おやすみ」



「うん、おやすみ」



俺たちもそろそろ寝ようと思い涼太の布団をかけなおして電気を消した





・





涼「はぁっ、、けほっ、んっ」



夜中に涼太の苦しそうにする声が聞こえて急いで電気を付けた



そこにはベッドの上で落ち着きなく寝返りを打っている涼太の姿が



「大丈夫か？苦しい？」



抱きかかえて起こしてやっても体を俺に預けてぐったりしているだけだった



涼「んっ、げほっ、、げっ、」



涼太の背中が大きく波打ったからさすってあげても何も出てこない



落ち着いた頃を見計らってトイレに移動した



涼「はぁっ、はぁっ、、んーっ」



さすっていても何も変わらないから優しく叩いてあげる



それでも中々出てこなくて、辛いからなのか目には涙が溜まっていて今にでも溢れ出そうだった



裕「大丈夫か？水持ってきたけど」



いつのまにか来ていた裕太から受け取った水を飲ませると勢いよく吐き出した



「良かった、出たね」



半分目が閉じかけている涼太を部屋に運んだ



無事に朝を迎えられるように願いながら俺も目を閉じた

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