Doctors family〜2〜

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玲於side



「はや、、と？」



隼「何？」



「やっぱりいいや、なんでもない」



この時はもしかしたら勘違いかもという気持ちもあったから詳しくは聞けなかった



でも、朝から不自然な動きが多い隼



だっていつもなら俺と一緒に遅刻ギリギリまで攻めてるのに早く準備しちゃって



それに俺を避けているような気がする



隼「ねぇ、玲於。このご飯いる？」



「えっ、？」



隼「いや、お腹空いてないからさ」



隼がお腹空いてないなんてあるわけがない



いつもご飯がっついて俺の分まで食べてるんだから



隼「じゃあ、行ってきます」



もうすでに玄関にいる隼を追いかけるように走り出した



「ちょっと待てよ」



隼「早く行かないと遅刻しちゃうよ？」



「お前、熱あるだろ」



隼「何言ってんの、早くいくよ」



俺が何言ってもきかないから、とりあえず隼の腕を掴んで助けを呼ぶことにした



「にぃーちゃん！隼熱ある！」



さっき腕を掴んで思ったけど体が熱いと思うんだよね



これで今までの疑いが確信に変わった



亜「えー熱？ちょっと待って」



隼「ねぇ！ないから大丈夫だから」



こいつ本当にバカだよね、ここまできて隠し通そうとするなんて



亜「隼、大丈夫？一回中入ろう」



急に大人しくなった隼と、どさくさに紛れて俺も一緒に入る



亜「今日は隼学校休もうな、、あっ玲於は行くんだよ」



「えーー、俺も休ませて」



亜「いいよ、なんて言うと思った？早く行ってきなさい」



あらん兄怒らせると怖いし、ちょっと心細いけど一人で行くことにした

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