story246 ページ10
見聞色でナミの居場所を確認したAは近道するために建物の壁を破壊しながらナミがいる場所まで進んでいく
『この壁を壊した先にナミちゃんがいるはず…』
いきなり壁を壊してナミを驚かせる訳には行かないので剣を鞘から抜き取る
『二刀流…木端微塵』
壁一面は砂のようにサラサラと床に落ちていった
Aは剣を鞘にしまい目線を下から上にあげる
彼女の目の前にいたのは純白のドレスを身に包んだナミの姿がそこにあった
｢Aさん！｣
ナミはいきなり壁がなくなったことに敵かと警戒したがAを見た途端安心したように彼女に抱きつく
『ナミちゃん、無事で良かったです
ドレスとっても似合っ！！？？』
｢Aさん？どうしたの？｣
“似合ってますよ”と言うはずだった言葉は掻き消される
Aの焦った顔にナミはどうしたのかと首を傾げながら聞く
『ナミちゃん…船に行きましょう』
鞄から仮面とマントを取り出しそれらを身につけながらナミにそう言う
ナミはなんで？と返すと苦い声を出しながらAは返事をする
『何やら大きな物を持ってゾンビ達が船に乗っていきます
あと…船の近くに七武海の1人が来ています』
後半部分は小さく何を言ってるかナミには分からなかったが“大きな物”という単語にナミはがらんどうになっている宝物庫を見る
｢おおきなもの……！まさか！宝物！！！
急いで船に行きましょう！！！｣
『…わかりました。ナミちゃん、私のことはディユと呼んでください』
わかったわ！とナミはドレスの裾を上げ走り出そうとするがAは制止の声をかける
『廊下を走り回るのは時間の無駄です
壁を突き破りますので少し後ろにいてください』
ナミが後ろに数歩下がったのを確認したAは一直線に船に行ける道を確認し鞘から剣を抜き壁に技をかける
『一刀流…身体大破！！！』
壁は人1人が通れるくらいの大きな穴が空いた
穴が次々と空いており1番奥は外の風景が見えた
｢さすが…剣鬼のディユ…6億の海賊…｣
大きな穴を見ながらナミは片言に喋る
『行きましょう？』
｢！ええ！｣
Aの言葉にナミは我に返り2人は船に行くためにAが空けた壁を走り抜けていく
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 170人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リリア(プロフ) - ☆TRICK☆さん» ありがとうございます！これからも頑張ります！！（窓辺の席の私） (2020年7月2日 19時) (
レス) id: a1c1a0f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
☆TRICK☆(プロフ) - こんにちは、更新頑張ってください！応援してます!!（隣席より） (2020年7月2日 18時) (レス) id: 75a0db6355 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サン・D・リリア | 作成日時：2020年5月29日 8時
