story264 ページ28
｢悪い予感が的中したというわけか｣
｢そのようで…｣
｢やっとクロコダイルの後任が決まったところだというのに
また1つ七武海に穴を開けるのはまずい
そこに“剣鬼のディユ”がいるのか｣
｢ただいま勧誘の書簡を読んでいるようで｣
くまは電伝虫の向こうにいる政府の者に現状報告
くまの言葉に麦わらの一味が振り返る
Aはクマのことなんか見る気もなく世界政府から発行された書簡を淡々と読んでいる
世界政府から発行された書簡
そこには世界政府の最高権力者である五老星が、“剣鬼のディユ”を王下七武海に推薦しているという内容が書かれていた
｢し、七武海！！？｣
｢モリアが倒されたからその後任として早い段階から推薦が決まっていたということかしら｣
冷静に考え状況を整理していくロビンと七武海の勧誘に驚くローリング海賊団
王下七武海といえば“偉大なる航路”において知らぬ物はいない一大勢力
海賊でありながらその存在を世界政府に認められた者達だ
他の海賊への抑止力としての意味合いが強い政府公認の海賊、七武海には何よりも強さや知名度が求められる
そんな七武海に“剣鬼のディユ”が推薦されているというのだ
｢初手配書の賞金首6億という破格の金額がついたのも覇気を使う中将共を何人も切りつけ海兵達の首を何人も切り落としたその残虐さ
そして報告によればCP9の奴らを怯えさせるほどの強い覇王色の覇気
今まで聞いたことも無い名が麦わらの一味と共に司法の塔を落としたと聞いた時、我らは君を危惧した｣
くまは電伝虫をAの方に向ける
Aはちらりと視線を電伝虫に向けたがまたすぐ書簡に視線を戻す
｢悪い話ではないはずだ
お前は海賊団というわけではない、七武海の名を持てば海軍から追われることなどなくなるぞ｣
七武海に加入すれば政府からは恩赦が与えられ指名手配もされず、決められた額を政府に納め続けてさえいれば海賊であることが公に認められるのだから
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リリア(プロフ) - ☆TRICK☆さん» ありがとうございます！これからも頑張ります！！（窓辺の席の私） (2020年7月2日 19時) (
レス) id: a1c1a0f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
☆TRICK☆(プロフ) - こんにちは、更新頑張ってください！応援してます!!（隣席より） (2020年7月2日 18時) (レス) id: 75a0db6355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サン・D・リリア | 作成日時：2020年5月29日 8時
