story232 ページ45
改めて確認するが屋敷モリアのホールに向かっているのがルフィ、チョッパー、ロビン
ペローナの部屋へ続く橋を通りたいのがゾロ、フランキー、A、ウソップ、サンジ
A達の前に立ち塞がった大魔王のような大きさをするルフィの影を取り込んだゾンビオーズ
オーズはこちらの存在に気づかずどこかへ行ってしまった
｢やばいな上から階段ごと落とされたようだが通路を切り換えるにしても、この橋も壊れちまってあのマストの屋敷へも行けなくなっちまった…｣
ジャンプしても届くような距離ではない
せっかくの近道、遠回りするだけゾンビに出遭うというのに…
｢あと30秒待てよ、この装飾が不満だ…｣
｢｢｢橋が出来たー！！！｣｣｣
『(人間技じゃないよ)』
フランキーは瓦礫や木片を使い美しい橋を作り上げた
A達はフランキーが一瞬にして作りあげた橋を通り屋敷に潜入していく
廊下を通り抜け目の前の部屋に入る
部屋は随分とチャラチャラした女の子が好きそうなものが置いてある部屋だった
ソファにひとり座る少女ペローナ
ホロホロホロホロ…と楽しげに笑う彼女とそのまわりを優雅に飛び回るお化け達
｢あのゴースト！！
まさかあいつが操ってたのか｣
｢ホロホロホロホロ！！
すでにてめぇらはこのゴーストの恐ろしさを充分わかっているはず…
私は霊体を自在に生み出すホロホロの実の霊体人間
このゴースト達は私の分身、人の心を虚ろにする！！
てめぇらは全員ここまでだ！！！｣
そう言ってペローナはゴースト達をA達に向けて放った
｢ネガティブホ『ねぇ、お嬢さん…』ﾋｯ！！｣
Aがペローナに声をかけた途端ゴースト達は一瞬にして姿を消した
『私達はただ先に進みたいの
戦う相手が欲しかったら誰か1人と戦ってくれないかしら？
小娘の相手をしてあげるほどこっちは余裕が無いの、分かるでしょ？』
Aは困ったような笑みを浮かべ優しい声色でペローナに向けて発していくがその言葉一つ一つには重みが感じられた
ペローナにだけ伝えていく覇王色の覇気
圧倒的強者からの威圧
まだ23歳という少女には耐えきれないほどの恐怖が全身に襲ってきた
この場にいる自分は霊体で攻撃が当たるはずないがそれでも感じる死の恐怖
『返答を誤れば詰んじゃうからね』
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リリア(プロフ) - 桜彩さん、ありがとうございます！これからも喫茶店Worldをよろしくお願いします！ (2020年4月20日 8時) (
レス) id: a1c1a0f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
桜彩 - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2020年4月20日 1時) (レス) id: 27763065ab (このIDを非表示/違反報告)
リリア(プロフ) - 煮物さん、ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2020年4月16日 8時) (レス) id: a1c1a0f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
煮物 - 待ってました！これからも応援しております！！ (2020年4月16日 0時) (レス) id: 3d2ae755c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サン・D・リリア | 作成日時：2020年4月14日 22時
