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そしてまた1年の時が経った
『お待たせしました、キノコソテーです』
｢おっ、ありがとうなAさん
ついでに酒も頼む｣
『かしこまりました。少々お待ちください』
彼は最近この店に来てくれる海賊さんだ
キノコ料理が好きらしくご贔屓になってくれるお客さんだ
私はお酒を持ってお客さんのところに戻る
『お酒持ってきましたよ』
｢ありがとうな｣
お客さんはキノコソテーを食べてすぐお酒を飲んだ
｢あ〜、やっぱ酒とキノコは合うな！｣
『ふふ、それは良かったです』
私は厨房に戻りお皿を洗う
｢そういえばよ、Aさん｣
『はい、どうしましたか？』
｢最近話題になってる海賊がいるじゃねぇか｣
お客さんの言葉に？を浮かべているとお客さんは教えてくれた
｢いや、つい1年くらい前だったかな？
スペード海賊団ってのが名を上げ始めてな
その海賊団が四皇の白ひげの首を狙おうとしたが、最近七武海のジンベエと決闘したらしい｣
そうだったんだ
｢そこの船長がロギア系の能力者らしくてな
世間では“火拳のエース”って呼ばれてるんだ｣
火拳のエース…
エースくん…………
パリンっ
洗っていたはずのコップはいつの間にか床に落ちて割れていた
｢おいっ！大丈夫か！Aさん！｣
『はいっ！大丈夫ですよ滑ってコップが落ちてしまいました』
私は慌ててしまったがバレないように冷静を装う
『お客さん、私そろそろこの島を出ます』
｢え！もう行っちまうのかよ…
まぁ、俺が2週間毎日この店に来てたからな
そろそろ俺らもこの島を出ようかな｣
お客さんは食べ終わってたのかお代を私に払いお店を去っていった
私は急いで掃除やらなんやらしてお店を小さくし海に出る
白ひげさんのところに行こう
きっとエースくんがいるはず…
私は大きくなったエースくんを早く見たいがために船を進める
まさかもうエースくんがそんなに大きくなっているなんて時が進むのは早いなと感じながら私は空を見た
ロジャー、エースくんはきっと素敵な大人になってるよね？
まぁ、私からしたらエースくんはずっと子供みたいなものなんだけどね
ロジャーにいい報告ができそうだなと私は空に向かってニッコリ微笑んだ
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リリア(プロフ) - ジャネットさん、ありがとうございます！これからも皆さんに喜んでもらえるように頑張ります！ (2020年2月11日 7時) (
レス) id: a1c1a0f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ジャネット(プロフ) - 1万回投票したいくらい好きなお話です…。応援してます！ (2020年2月11日 2時) (レス) id: 0c6808fe65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サン・D・リリア | 作成日時：2020年2月1日 23時
