story106 ページ15
『失礼になるからもしれませんがこれから毎月20万ベリー払えるんですか』
｢それがどうにもこうにも払えそうにないんだよ
今回はAさんが払ってくれたから助かったけど次からは…」
ベルメールさんは目を伏せた
……
『…ベルメールさんはみかんを売っているんですか』
｢え？ああ、庭のみかん畑のことでしょ？
そうだよ、昔は海軍に勤めていたんだけど娘ができたから海軍は辞めたんだよ」
『そうだったんですか…』
ベルメールさんが現役の海兵さんじゃなくてよかった
｢そういえばさっき覇気のことを話してたけどAさんは海兵なの？｣
『え、えっと……』
海賊です！！！( •̀ᴗ•́ )/
なんて言える訳もなく私は言葉を濁す
言葉を濁しているとベルメールさんは優しく微笑んで口を開く
｢まぁ、わざわざ言う必要は無いよ｣
『すいません、ありがとうございます』
私はベルメールさんの言葉に甘え自分が何者か言わなかった
『ベルメールさん、よければ私にみかんを売ってくれませんか』
｢みかんを？｣
『ええ、私喫茶店をしていて新作のメニューにみかんを使おうと考えていたので…』
今のは嘘だ
でも新作のメニューを考えていたのは本当である
｢…あははっ！Aは優しいね
分かった、Aに私達が育てたみかんを売るよ｣
『ありがとうございます！
ベルメールさん、私は質のいいものは高く買い取りますから』
｢？分かったどのくらい買うんだい？｣
『そうですね、では完熟してるみかんをすべてください』
え！？とベルメールさんは驚いていたけど買いますから！と私が1歩も引かないと分かるとベルメールさんはノジコちゃんを連れてみかんを採りにいった
ナミちゃんはここに残るようで私をずっと見てる
気まずい……
何話せばいいの？
ベビー・5ちゃんの時は物語を読んだからよかったんだけど…
｢ねぇ…」
この気まずい空気を破ったのはナミちゃんだった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 312人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リリア(プロフ) - ジャネットさん、ありがとうございます！これからも皆さんに喜んでもらえるように頑張ります！ (2020年2月11日 7時) (
レス) id: a1c1a0f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ジャネット(プロフ) - 1万回投票したいくらい好きなお話です…。応援してます！ (2020年2月11日 2時) (レス) id: 0c6808fe65 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サン・D・リリア | 作成日時：2020年2月1日 23時
