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story105 ページ14

私視点
アーロンさん達は去って行き私は心を落ち着かせた


殴ってしまった…


でも殺さなくてよかった…


だけど私めっちゃ怖くなってたはず…



やばい…



てか部外者の人がいきなり元々身体能力が高い魚人さんの頬を殴るとか危険人物極まりない…



やばいなぁ



でもこのまま何も言わず帰るのはダメだよね…


追い返されたらどうしよう…


私は脳内で1人勝手に反省していた


一応無事か確認しよう!


私は覚悟を決めて扉をノックする



コンコン



『すいません、大丈夫ですか?』


返答がない
でも何か中で話してる声が聞こえる



ガチャ



扉を開いてくれたのは先程のオレンジ色の髪の毛のお嬢ちゃんだった


「どうぞ」


そう一言言って私を家に入れてくれた
失礼しますと私は言ってから家に入る


『初めまして、私はAと申します』


「私はベルメールっていうんだ
さっきは私を助けてくれてありがとう」


私の挨拶に返事をしてくれたのは先程殺されそうになったベルメールさんだった


『いえ、礼には及びませんよ。
私はアーロン一味を追っていたんです』


「どうしてアーロン一味を?」


『最近噂でアーロン一味がこの海に来ているという情報を聞いて…
この海に魚人海賊団が来るなんてましてやアーロン一味が来るなんて何か企んでいるとしか考えれなかったので…』


『助けに来るのが遅くなってしまいすみません!
腕に怪我を負わせてしまい…』


私は頭を下げる


「ちょ!よしてくれよ!
それにさっき助けてくれただけで私は十分だからさ!!」


頭上でベルメールさんの慌ててる様子が分かる


「とにかく頭を上げてくれないか」


私はゆっくり頭を上げる


「本当に、助けてくれてありがとう」


『いえ、あなたが無事でよかったです』


私は先程までアーロンさんに抱いていたドス黒い感情がベルメールさんの笑顔でスッと消えていった


「こんな所で立ち話もなんだからどうぞ座って」


ベルメールさんに言われ私は椅子に座った

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リリア(プロフ) - ジャネットさん、ありがとうございます!これからも皆さんに喜んでもらえるように頑張ります! (2020年2月11日 7時) (レス) id: a1c1a0f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ジャネット(プロフ) - 1万回投票したいくらい好きなお話です…。応援してます! (2020年2月11日 2時) (レス) id: 0c6808fe65 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サン・D・リリア | 作成日時:2020年2月1日 23時

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