story120 ページ29
翌朝
スペード海賊団は解散し、エースくん含む元スペード海賊団の船員は白ひげ海賊団に入団することになった
エースくんは白ひげさんの首を狙うこともなくなった
私はそろそろ海に出ようかと思っていたがエースくんがまだ居て欲しいと言うのでもう少し白ひげ海賊団にお世話になることになった
｢おーい新入りー！どこだー！｣
エースくんがよく逃走する
理由はよく分からないがとにかく逃走するらしい
この船は広いから私とエースくんは余り会うことも喋る機会もなかった
そして私にはほんの少し悩みがある
それは…
｢1戦お願いします！｣
｢俺もお願いします！｣
手合わせを頼まれること
別に手合わせはいいのだが、私は室内でゆっくりしたいのだ！
私はこれでも女だから汗を極力かきたくない
出来れば室内で本を読みたい！
まぁ、皆さんのお願いを断ることも出来ず私は手合わせするのだ
｢勝者A！｣
今のところ8戦しているが8戦8勝だ
『じゃあ私はこれで失礼しますね』
私は急いで部屋に帰る
話しかけられないようになるべく人がいない廊下を通る
こういう時、すごく見聞色は便利だと思う
私は部屋に戻り読みかけの本を読む
私はあるお話がずっと気になっている
『神々の物語 第8章“神になろうとした男”』
この物語は昔、ベビー·5ちゃんに読んだ物語だ
そしてこの物語の男が私の知り合いに似ている
まさか、そんなはずないと思いながら私は本を閉じた
その人は私の恩人だ
この世界に連れてきてくれた人だ
別にその人がこの物語の男でも私はなんとも思わない
いや、少しびっくりはすると思う
どちらにせよ今はもう会話すら出来ない人のことを疑っても仕方ない
私は椅子から立ち上がり本棚から違う本を取り出しまた読み始めた
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リリア(プロフ) - ジャネットさん、ありがとうございます！これからも皆さんに喜んでもらえるように頑張ります！ (2020年2月11日 7時) (
レス) id: a1c1a0f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ジャネット(プロフ) - 1万回投票したいくらい好きなお話です…。応援してます！ (2020年2月11日 2時) (レス) id: 0c6808fe65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サン・D・リリア | 作成日時：2020年2月1日 23時
