story90 ページ48
｢それで悪い話ってなんなんだ？｣
サボくんはわたしをみる
『はい、実は…そろそろ海に出ようと思いまして』
出来れば明日にでも…と言葉を続けるとエースくんが声を荒らげて喋りはじめる
｢なんでだよ！せっかく俺達仲良くなったのに！！｣
ルフィくんもエースくんと同じようなことを言ってる
私は膝をつきエースくんとルフィくんの頭を撫でる
『確かに皆さんは仲良くなりました。だから私はもういなくてもいいんです』
｢な、なんでだ？｣
『私がいなくても皆さんは仲良くやっていけますからね』
『それに会いたい人がおりますし…』
エースくんとルフィくんは私のやりたいことを聞いて止めることが出来ないのか黙ってしまった
｢Aは誰に会いたいんだ？｣
サボくんは私を止めることもなく未来の楽しい話をしてくれる
サボくんならたとえエースくんとルフィくんが喧嘩しても止めてくれるだろう
この子達なら大丈夫…
『知り合いの魚人さんに会いたいんです』
｢魚人って本当にいんのか！なぁなぁ！どんな姿なんだ！｣
私の話そっちのけでルフィくんは魚人について聞きたいようだ
こんなに目をキラキラ輝かせて言われるとルフィくんの期待したような話が出来るか不安だ
チラッとエースくんのほうを見たがまだ納得してなさそうな顔をしていた
私はルフィくんに手を引かれダダンさんの家に皆で向かう
夜、夕食も食べ終わり就寝の時間
『そろそろ寝る時間ですよ、寝ましょうか』
｢Aの冒険の話聞いてから寝る！｣
ルフィくんがそこから1歩も動く気がないのか三角座りしている
私はルフィくんを抱き上げて寝室に向かう
エースくんとサボくんは既に寝室にいる
ルフィくんを布団におろし、毛布をかける
エースくんとサボくんは布団に入っていた
｢なぁ、話してくれよ〜｣
『いいですよ。あれは………』
ルフィくんはいつの間にか眠ってしまった
私は少し乱れてしまった毛布をかけ直す
｢A…本当に明日行くのか｣
『ええ』
｢また会ってくれるか…」
『勿論ですよ』
私はエースくんの髪をクシャッと撫でる
『おやすみなさい』
“愛し子”という言葉を呑み込む
エースくんは瞼をゆっくり閉じる
｢おやすみなさい、サボくん』
｢おやすみ、A｣
私は先程と同様にサボくんの髪をクシャッと撫でる
サボくんは少し微笑んで眠りについた
おやすみなさい、愛し子たちよ
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あ - 神になりたい男の話、二ノ国のお話ですね。 (2020年12月31日 12時) (
レス) id: 42c1894b0b (このIDを非表示/違反報告)
リリア(プロフ) - ゆきなさん、ナミのお母さんのベルメールさんは助ける予定です！ですがくいなを助けることは出来ません！すいません。理由はくいなは家の階段から落ちて亡くなったので助けかたが分かりません！すいません。 (2020年1月17日 17時) (レス) id: a1c1a0f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 喫茶店World…これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ナミの家族とゾロの所の女の子助けてください！お願いします！ (2020年1月17日 11時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
廃人君 - このまま喫茶店Worldを続けてください。 (2020年1月12日 23時) (レス) id: 351576e15a (このIDを非表示/違反報告)
セリア(プロフ) - このまま続けてほしいです！ (2020年1月12日 21時) (レス) id: 4bf6bf58c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サン・D・リリア | 作成日時：2019年12月21日 22時
