story58 ページ15
キッチンに行ったら作りおきしていた料理たちを温め二人に持っていく
どうぞと机に置くと二人ともお腹が空いていたのかバクバク食べ始めた
それはもうハイエナのよう…
「Aの料理美味いな！」
『ありがとうございます、サボくん。ですが私喫茶店を経営しているのでこれくらいできねばなりません』
キョトンとし、ナイフとフォークを置いたサボくん
「？Aって海賊なんだろ？なんで喫茶店？」
『ああ、元から喫茶店をしていたのですがお客としてロジャーが来て、海に出ようと誘われまして…』
なるほどと相づちをうつサボくん
私の予想だがサボくんは貴族か、元貴族だ
普通の男の子がこんな丁寧な食事の作法を習うことはまずないといっても等しい
そしてこの近くにはゴア王国という貴族達が暮らす国がある
確かその近くにグレイ·ターミナルというごみ山がある
もしサボくんがそこで生まれ育ったらあんなに丁寧な作法を身に付けられるはずがない
なんで貴族かもしれないサボくんがここに？
家出？
それとも一家離散？
「…A、A！」
『え！あ、すいませんサボくん』
「どうしたんだよ、何回呼んでも返事しなくて」
考え事を少し…というとなんだ、よかったと安心し笑ってくれた
「…お前…冒険とか海賊とか楽しかったのか…」
『…はい、楽しかったですよ。知らないものや新しいものに直に触れて体験して…
私は海賊としてロジャー達と冒険したのはたった半年でした。
ですがそのたった半年だけでロジャーは私を仲間だと言って笑ってくれたんです』
たった半年、されど半年
私にとって１番の冒険はロジャー海賊団との冒険だから
「それでも俺はあいつを好きになれねぇ」
ああ、ロジャー実の息子からこの嫌われようは…
ロジャーは天国で泣いてるのかな？
『仕方ありません。嫌いなものは嫌いなのですから。
でもね、ロジャーのことをあまりよく知らない人から聞いた情報だけで嫌いにならないでくださいね』
エースくんはまた眉間にシワを寄せる
「どういう意味だよ」
『エースくんが今までロジャーの話を聞いてきた人はだいたい、ロジャーを直に見たことがない人たちです。
もし、エースくんが海に出たらロジャーの知り合いを訪ねてロジャーのことを聞いてみてください。
きっと皆ロジャーのことをいい人だと言いますから』
エースくんは納得しない顔をしたが頷き、デザートに出したプリンを食べ始めた
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あ - 神になりたい男の話、二ノ国のお話ですね。 (2020年12月31日 12時) (
レス) id: 42c1894b0b (このIDを非表示/違反報告)
リリア(プロフ) - ゆきなさん、ナミのお母さんのベルメールさんは助ける予定です！ですがくいなを助けることは出来ません！すいません。理由はくいなは家の階段から落ちて亡くなったので助けかたが分かりません！すいません。 (2020年1月17日 17時) (レス) id: a1c1a0f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 喫茶店World…これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ナミの家族とゾロの所の女の子助けてください！お願いします！ (2020年1月17日 11時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
廃人君 - このまま喫茶店Worldを続けてください。 (2020年1月12日 23時) (レス) id: 351576e15a (このIDを非表示/違反報告)
セリア(プロフ) - このまま続けてほしいです！ (2020年1月12日 21時) (レス) id: 4bf6bf58c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サン・D・リリア | 作成日時：2019年12月21日 22時
