story81 ページ39
「あいつ…どこ行くんだ？」
ルフィくんは立ち上がりエースくんのあとをついていく
「おめぇがどこ行くんだよっ！！！」
山賊さんの一人がつっこむがルフィくんは気にすることなく、ドアを開けエースくんのあとを追おうとする
『ルフィくん！森は危ないので気をつけてくださいね！』
ルフィくんは一度振り返りうん！と両手を振ってからまた前を向き、エースくんのあとをついていく
「だからやなんだよガープの孫なんて！！！」
確かにルフィくんは逞しいが、怪我しなければいいけど…
私の不安は拭いきれないまま久しぶりの家事を始める
夜
『お帰りなさいエースくん…ルフィくんは？』
「知らない」
ルフィくん大丈夫かな？
ガープさんがわしの孫だから大丈夫じゃわいと笑ってたけど…
エースくんは短く返事をして私の服の裾をキュッと握る
ん？と思い私はエースくんを見る
…あ！
『怪我の処置しましょうか』
思っていたことが当たったのかニシシと笑い、ああ！と返事をするエースくん
その前にお風呂に入ってきてくださいねといえばものすごい早さでお風呂に行ったエースくん
「“鬼の子”だよ！！？万が一政府が嗅ぎ付けてみなよ。私ら一体どんな目にあうと思う！！？」
よかった、エースくんに聞かれてなくて…
ダダンさんも本心で言ってる訳じゃない
お酒が入って心にもないことを言っちゃうのはよくあることだ
私は何かダダンさんに言うわけでもなく床に転がっている酒瓶たちを拾っていく
「A！風呂出たぞ！！」
首にタオルを掛けて私にギューギュー抱きついてくるエースくん
もぉ…なにこのかわいい生き物…
『ちゃんと髪拭いてきてから来てくださいよ？怪我の処置しましょう』
私は首に掛けたタオルをとって軽くわしゃわしゃして髪の毛の水滴を飛ばす
そのあと救急箱から絆創膏やらなんやらを出して処置する
『はい、終わりました。じゃあそろそろ寝ましょうか』
私はエースくんを抱き上げて寝室に行く
私とエースくんはお布団に入る
『お休みなさい、エースくん』
「…」
『とうしましたか？』
「俺は…生まれてきてもよかったのかな…」
『どうしてそう思ったんですか？』
「さっきダダンが言ってた…“鬼の子”だって…」
私はエースくんの手をやさしく握る
『エースくん、この世に生まれてくれてありがとうございます』
その言葉を聞いてエースくんは安心した顔で眠りについた
お休みなさい“愛し子”
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あ - 神になりたい男の話、二ノ国のお話ですね。 (2020年12月31日 12時) (
レス) id: 42c1894b0b (このIDを非表示/違反報告)
リリア(プロフ) - ゆきなさん、ナミのお母さんのベルメールさんは助ける予定です！ですがくいなを助けることは出来ません！すいません。理由はくいなは家の階段から落ちて亡くなったので助けかたが分かりません！すいません。 (2020年1月17日 17時) (レス) id: a1c1a0f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 喫茶店World…これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ナミの家族とゾロの所の女の子助けてください！お願いします！ (2020年1月17日 11時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
廃人君 - このまま喫茶店Worldを続けてください。 (2020年1月12日 23時) (レス) id: 351576e15a (このIDを非表示/違反報告)
セリア(プロフ) - このまま続けてほしいです！ (2020年1月12日 21時) (レス) id: 4bf6bf58c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サン・D・リリア | 作成日時：2019年12月21日 22時
