鈴の音が鳴る頃に

番外編 ページ21

気づいたらhit数が五千超えてたり、お気に入り登録者がめちゃくちゃいたので番外編実施します。



お楽しみあれ〜！





＿＿＿番外編、＿＿＿＿＿。





日曜日。





それは老若男女が大好きな日である。





今日は、日曜日。





そう……同じクラスと源と遊びに行くのである。





何やら、妹ちゃんとお兄さんに何か贈り物をしたいとのこと。





それで、待ち合わせ場所で今アイツを待っているのだが……





『なァんで来ないんだよ……』





待ち合わせは十時。





現在の時刻……十時、十七分。





アイツ来ないんだけど。





なぜ……居らぬのだ。






と、そんな時。





「お兄さんひとりー？私たちと一緒に行かなーい？」




「いや……オレは……」





不意に聞き覚えのある声が響いた。





その声の主の方へ顔を向けると……なんと、まァ……





我がクラスメートの " 源くん " が、お姉サンたちに逆ナンされてるじゃァありませんかァ。





しかも、当本人は赤面しちゃってキョドっちゃってるし。




そりゃ、当然か。だって彼に話しかけたのは、世界三大美女に入れるほどの美女たちだったから。





私でさえも彼女たちをみていたら惚れてしまうほどだ。





だけど、そろそろ源の顔が蒸発してしまう程に真っ赤なので助けてやりますか。





私は寄りかかってた壁から背を離し、彼の背後に近づいた。





おお、源、トマトと同じくらい真っ赤。





あー……写真撮っときゃ良かった、なんて考えながら彼の肩に手をポン、と置いた。






『オニーサン、私と遊びに行きませんか？』

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