十五・アヤツリニンギョウ ページ15
「ばっ！馬鹿お前出てくるな！」
『舐めないでよ、これでも現役だよ。』
彼らの戦いを割り込んだのは私だがそんな怒んなくたっていいんじゃんか。
もう現に源は片腕が人形になっていて戦うのも大変なはず。
それなら無傷さんが出るしか無いでしょう。
「ほらほらほら！」
『ほいほいほい』
彼女がふりまわすハサミを右へ左へと交わす。
武器がデカいからあまり繊細には動かせない、か。
じゃあ、懐に入ったほうが早い？
『私人形より、ぬいぐるみの方が好きなんだけど』
「どうでもいいわよ」
『酷いなあ』
倒す、よりかは抑える、と言った方がいいかもしれない。
なら、危害を加えるような攻撃はせず交わし続けるのが吉ってとこかな。
それに、源の武器は封印されていてせいぜい金属バットの威力にしかならないだろうし。
「攻撃しないのね！」
『今の所ねェ！……っと危なーい』
なんかさっきから源が静かになった気がする。あいつどこ行った？
「タイラー！」
『なーにー！』
「見てー！」
『…………は？』
ひと仕事終えたのか花子が面白そうに私へ声を投げかけた。
それに振り向けば、あら。
『わァー！ぬいぐるみになってる』
「可愛くなったよねー」
と、源のぬいぐるみをもつ花子。
源はなんかギラギラしてるけどぬいぐるみになったらふわふわしてる。
私、ふわふわしてるほうが好きなんだよね。
『そっちの方が似合うよ』
と花子に声を投げたのが仇のなったのか、二番がいつの間にかいなくなっていた。
花子に気が散ってしまった為、彼女を逃がしてしまった。今頃はセンパイを追いかけているのであろう。
『あーあー、花子のせいだ。気が散っちゃったよ。…………元々その算段かよ』
ありゃ。振り向けばもう花子もいなくって跡には源のぬいぐるみがぽつん。
これは、もう彼らにかけるしか無いかな。
『頑張ってください、センパイ、花子』
さて。ここからは別の仕事だ。
…………結局、神楽鈴は使わなかったなァ。
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夕雨(プロフ) - 焼き鮭(・・3鮭)さん» 「焼き鮭ちゃん！」cv鬼頭あかり、になりますね！(全力でからかっていくスタイル) (2020年7月5日 17時) (
レス) id: 1aaf65a1f6 (このIDを非表示/違反報告)
夕雨(プロフ) - しばらくの間更新停止とさせていただきます。応援してくださった皆様ありがとうございました。またネタとか色々考えついたら更新しようと思います。ご迷惑お掛けします (2020年7月5日 13時) (レス) id: 1aaf65a1f6 (このIDを非表示/違反報告)
焼き鮭(・・3鮭) - 待って…やっぱ…なしにしてください…_(:3」z)_お願いします… (2020年7月5日 12時) (レス) id: 20ac6cb932 (このIDを非表示/違反報告)
焼き鮭(・・3鮭) - 名前…関係ないけど…焼き鮭(・・3鮭)になる… (2020年7月5日 12時) (レス) id: 20ac6cb932 (このIDを非表示/違反報告)
夕雨(プロフ) - いつきさん» コメントありがとうございます！最近全然投稿出来てなくてすみません、もう少ししたら投稿できると思うのでしばしお待ちを！ (2020年3月31日 13時) (レス) id: 1aaf65a1f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夕雨 | 作成日時：2020年1月12日 18時
