にじさんじの受付嬢、有能な件【2j3j】 (ページ27)

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豪運ライバーページ27

イブラヒムside
番組のスタッフに言われた数の宝くじを買ってスタジオに戻ってきた。

『ごめんね、持たせちゃって』

イブラヒム「いいよ別に。たかが紙なんだから」

スタッフに渡して俺とAちゃんは椅子に座って待つ。

イブラヒム「Aちゃんこんな所にホクロあったっけ？」

触ろうとしていた手を途中で止める。

これセクハラじゃね？

『え？何処ど』

プニッ

『「………………………アハハハハッ！」』

俺の中途半端に止まった指がAちゃんの頬に触れる。

はたから見たら俺がAちゃんの頬をつついている様で少し恥ずかしかった。

『ホクロあるの？』

イブラヒム「え、あ、うん。首の所にね」

スタッフがすかさず手鏡を持ってきた。

俺はその手鏡をAちゃんに渡して場所を教える。

『ほんとだ………よく分かったね』

Aちゃんはそう言うとニコッと笑った。

Aちゃんと話しているとなんだか葛葉達と話している様な気になる。

『どうする？これでもしほんとに宝くじ当てたら』

イブラヒム「俺とAちゃんで山分けしよう」

『隕石に当たるより確率低いのに………』

なんて言いながらスタッフ達の準備が出来るのを待った。

イブラヒム「ちょっと待って、おかしいよ。なんでそんな当たるの！？1等こそ出てないけど2等、3等って出てんだけど！」

『今日が運いいだけだと思うけど。てかイブ君も当ててるじゃん』

300円は当たったに入らないんだよ。

『…………………ねぇイブ君、それ削って』

イブラヒム「え、最後の1枚だけどいいの？」

Aちゃんに渡された最後の1枚を削る。

イブラヒム「……………は？嘘、7億……………？」