にじさんじの受付嬢、有能な件【2j3j】 (ページ26)

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外ロケページ26

Aside
『本日二本目の撮影です。桃イブで〜す。イブラヒムさんは面白くないって言って帰りました〜』

イブラヒム「待って居る居る！2回目にして外ロケとはね」

『私の運転で都内にある宝くじ売り場に向かっておりま〜す』

イブ君にカメラを持たせて私は車を走らせる。

『因みに外に来ているのは私とイブ君だけで〜す』

イブラヒム「敬語外していいよって言ったらめっちゃ言葉伸ばすじゃん。てかこんな高級車乗ってたんだ」

イブ君はそう言うと動かなくなった。

『この前誕生日だったんだよね〜。その時に親戚がお祝いでくれた』

イブ「いや金持ち過ぎでしょ、桃喰家」

『見たいだね、私も知らなかったけど結構でかい家らしいじゃん？家の事とかどうでもいいから知らないんだよね』

赤信号で一旦止まりイブ君の方を見る。

イブラヒム「ほんと止まっても全然動かないじゃん。普通は前に少し体が行くのに」

『その点に関してはしっかり勉強したからね。てかタイトルコールしてないじゃん』

私がそう言うとイブ君は少し焦った様な顔をした。

イブラヒム「今回の企画は題して、元石油王と豪運ライバーで宝くじ買ったら1等出る説〜」

『豪運て』

もう少し言い方はなかったのかと思いながらイブ君の声に耳を傾ける。

イブラヒム「けどAちゃんめっちゃ運いいよね。ゲームのガチャとか10連すればピックアップのキャラだいたい揃うって聞いたよ？」

『さぁ？どうなのかね』

ある意味“アクシデント”が起こるまであと30分。