にじさんじの受付嬢、有能な件【2j3j】 (ページ3)

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急な呼び出しページ3

Aside
パソコンの前に座って書類を作っていると社内アナウンスが流れた。

“桃喰さん、社長室にお越しください”

鈴木「Aちゃん社長から呼び出しじゃん！」

『多分パソコンが動かなくなったんだと思います。この前社長にお会いした時に調子が悪いと言ってましたから』

私は椅子から立ち上がり社長室へと向かった。

『私にVを？』

角田「うん、いいと思うんだよね。最近ライバーさん達の機材トラブルで顔出してる時のコメントとか見てないでしょ？すっごい反響高いんだよ？」

『はぁ………』

社長は考えておいてね、とだけ言って会議に行ってしまった。

確かに人気か出ればお給料だって良くなるのは知っている。

けどそれは自分が人気にならなければ出来ない話で、そもそも私はVなろうとも思っていない。

？？「さっき呼び出し食らってたけどなんだったの？怒られた？」

？？「葛葉じゃないんだから無いに決まってるでしょ？」

『叶さん、葛葉さん』

後ろを振り返ると叶さんと葛葉さんがいた。

『社長にお前もVにならないか？って聞かれただけです』

葛葉「突然出すじゃん、鬼〇‪w‪‪」

ゲラゲラ笑う葛葉を横目に叶さんは私の方を向いて声をかけた。

叶「なるの？VTuber」

その答えに私は首を縦にも横にも振らなかった。

『まだ考え中です。そもそも私がここのVになっても人気でないでしょうし、そもそも応募して下さっている方々に面目が立ちません』

私は2人にペコリと頭を下げてその場を去った。

叶「AさんがVやるんだったら僕めっちゃスパチャする！」

葛葉「俺だってめっちゃコラボする！」

その言葉に立ち止まる事なく私は受付に戻った。

『…………………めんどくせぇな』ﾎﾞｿｯ