《BROTHERS CONFLICT》無実の罪をきせられた少女

それぞれの思い出 ページ2

一年前まで私は兄弟と一緒に《サンライズ・レジデンス》に住んでいた
兄弟と喧嘩はしたものの、みんなで楽しく暮らしていた

京「おはようございます、A」

貴「おはよう、京兄、なにか手伝うある？」

京「それではお味噌汁を作ってくれませんか」

貴「わかった」

京兄と一緒に料理、楽しい
そしてやっぱり京兄はお母さんみたい

椿「おっはよー！A！」
　
料理をしているとつば兄が私に抱きついてきた
毎回のことでなれたけど、やっぱり料理中はさすがにきつい

貴「つば兄、おはよう……苦しい……離して！」

椿「えぇーつれないな」

貴「つば兄……はあ……」

つば兄はスキンシップがすごかったけど優しいお兄ちゃんだった……

貴「すば兄、ロードワークにいくの？」

昴「ああ、お前も行くか？」

貴「うん！」

昴「じゃあ待ってるから、着替えてこい」

貴「うん！わかった」

すば兄とロードワーク楽しかった

雅「A、大丈夫？」

貴「うん……大丈夫……」

雅「また無理してるでしょ、無理は駄目だよ
今日は学校休んでしっかり風邪を治す！わかった？」

貴「うん……わかった……」

雅兄はいつも私の異変に気づいてくれた
その気遣いが嬉しかった

要「すっかりした？」

貴「うん、ありがとう、かな兄」

要「またなにかあったら相談してね」

貴うん、ありがとう」

かな兄はいつも悩んだ時助けてくれた

信じてくれなかった兄弟たちとの楽しく、温かい思い出を思い出すたびに心が痛くなる

そしてあの時のことを思い出しても……

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