たった一つの嘘 (ページ6)

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追いかけんのが仕事でしょページ6

記憶失ってからひとつき。だらだらと先輩と恋人？の関係を続けてしまっている。

真面目に話そうとしても、彼のお得意のマシンガントークで有無を言わせてもらえることもなく、ただ付き合ってる？状態になっている

そしてそんなある日

五条「行ってみたかったんだよねー！Aと」

はい、なぜか、先輩と夢の国にいます

任務終わり、報告書書いてるところ、術式でどこかに飛ばされたかと思うと、ついたのは夢の国でした

あ「報告書、途中だったんですが」

五条「そんなの後で書けばいいでしょ」

あ「……」

五条「あれ、不機嫌？生理はまだでしょ？」

なぜか女の子の日までも把握されている。言ってないのに

あ「わたしユニバの方が好き」

五条「じゃあ次はそこ行こっか。今度実家帰る時一緒に来る？」

あ「いや、」

五条「だーいじょうぶ、当主は僕だし。結婚反対されるとかないから！僕が権限持ってるからさ」

あ「結婚とか理解が追いついてないんですけど」

五条「え？結婚前提で付き合ってたよ、僕たち」

あ「へぇ、」

五条「ま、楽しも」

手を握られ、夢の国デートをさせられた。

なぜか苦痛ではなかった。普通に楽しんでしまっていた

五条「あ、そうそう、僕のおうち来たこと無かったよね？」

あ「ええ」

わたしから先輩をデートに誘うこともないので、家に行くことももちろんなかった。うちには勝手に入っているが

五条「おいで！」

あ「タワマンですか？」

五条「もちろん」

わたしもタワマンに住んでるが、先輩の方が高いところ住んでそうだなぁ、タワマンの物件はとても興味があるので行ってみることに

五条「はーい、ここね」

あ「……………」

五条「どうぞ〜上がって〜」

術式で飛んだ場所は、わたしのタワマン。そして彼のおうちと言うのはわたしの隣の部屋だった

あ「帰っていいすか」

五条「え？なんで？」

あ「いつからここに住んでるんですか」

五条「Aが記憶失ってから！だって心配じゃない」

あ「…………」

五条「ご飯も毎日作るね♡」

あ「間取り一緒なんで帰ります」

五条「あ、間取りとかが見たかったのね。そしたら前住んでたところ今度案内するね」

このバカは、タワマンを2つ借りている

まぁそれくらい余裕の金額を貰ってるのも事実だが本当にこの人は頭がおかしい