検索窓
今日:9 hit、昨日:8 hit、合計:24,266 hit

分かんないよ ページ44

なぜわたしが祐希さんに、関係性を聞いたのか


それは祐希さんが言ってた、俺のせいで事故にあったから。という言葉

わたしはそれが意味わからなかった


だってわたしと祐希さんは全日本以外関わりない。ご飯食べに行ったりした記憶はあるけど、ただ後輩をかわいがっているくらいしか分からない


それにわたしがなぜ、またあのお店に行ったか、だ


あのお店に行かなければ事故になんてあっていない


その理由を覚えてない


祐希さんいわく、俺が頼んだ、なんて言うけど、それすら覚えてないし分からない。本当なのかも


それで、石川祐希と天野Aでエゴサしたの


特に見当たらなかったが、ひとつだけ覚えてないのがある


それはわたしがコートの隅で寝っ転がって足首をアイシング、冷やしている時に、祐希さんが近寄ってわたしの靴紐を結んでいるのだ。何やら楽しそうに話してるわたしたち。


石天っていうタグもあったし初めて知った


ーーーーーーーーーーーーーーー

それからAとは普通にご飯に行ったりしてるが、事故に会う前のAとは違い、結構タメ口も聞いてくるしなんだろう、意識されてない感じがする


ただの仲良い先輩で止まっている


え、どうしたらいいのこれ、


色々試行錯誤していたら、世界大会が始まった。世界ランキングを競って、2年後のパリオリンピックに出れるか決まる


だから落とせない試合ばかり


俺はキャプテンで選ばれた


あれからAも復帰して選手としてやっている。前のように変わらずプレーができている、あんな大きい事故にあったのに奇跡だと思う


だから彼女も選ばれる


全日本の体育館へいってもAの姿がない


女子のコーチのとこまで行く


石川「あのAは?いつから合流ですか?」


コーチ「あぁAなら今回は来ない」


石川「は?なんで?怪我?事故の後遺症とか?」


コーチ「いや、怪我はないし後遺症もないよ。もちろん選ばれたけど、やりたいことと時期が被るから来ないって。来年選ばれるように頑張りますってだけ」


石川「やりたいこと?」


コーチ「俺はそこまで知らないから」


石川「……」


やっぱり普通じゃない、普通の選手なら全日本、代表を優先するが、Aはそうじゃない。


確か、女子のキャプテン、古賀も高校時代は全日本に選出されたのに高校を選んでこなかったし


石川「Aーーーーー」


関田「おいキャプテンやるぞー」


石川「……やるかー」


寂しい

分かんないよ→←分かんないよ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
60人がお気に入り
設定タグ:石川祐希
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りり | 作成日時:2022年5月15日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。