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分かんないよ ページ19

「男女で試合をしてたんです。そしたら、ネット際で高橋先輩とAが接触して2人は半年安静にしなきゃいけなかったんです」


「その時じゃない?付き合ったの」


「確かそう、一緒にリハビリしてたりして、仲良くなったのかな?」


「でも、高橋先輩は最初からAをすごく可愛がってたよね、スイーツ2人でよく食べにいってたし」


「怪我はしょうがなかったことなんだけど、やっぱりAは自分のせいだと責任感じて、テーピングとか高橋先輩の身の回りのお世話をしてて」


「ずーっとベッタリだったよね」


石川「じゃあなんで別れたの?」


「詳しくは聞いてないですけど遠距離だからじゃないですか?」


石川「そっか、ありがとう」


結局その子たちに自分のサインをあげて、コートに戻る。Aと高橋は2人で自主練をしている


石川「なんか手伝おうか?」


二人でいて欲しくない、そんな気持ちで2人の自主練を邪魔しに来た


あ「あ、、祐希さん!!」


パタパタと俺の所へ走ってくるA


石川「ん?」


あ「さっきはごめんなさい!!酷いこと言った。本当にごめんなさい」


と頭を下げてまで謝るA


正直傷ついたけどそれより高橋といる方がしんどいからあまり気にしていない


石川「いいよ、明日練習終わり暇?」


あ「ありがとうございます。暇です!」


石川「じゃあ いちご狩りいこーよ」


あ「え!いちごまだあるの?」


石川「旬は今からだからね」


あ「うん!いきます!」


と高橋の目の前で約束をとりつけるくらい余裕はない


高橋「そんな仲良かったんだ?」


あ「うん!てか付き合ってるの」


まさかAから言ってくれるとは思わなかったけど


高橋「………なんとなくそんな気はしてた」


あ「これ内緒だよ!犯罪者になっちゃうから」


高橋「ふーん」


あ「あ、らんらんも明日いちご狩りいく?」


石川・高橋「は?」


あ「いちご好きだったじゃん!!ね?いいですよね?祐希さん」


キラキラした目で悪気ないですよ、みたいな顔で言ってくるから断れなかったが


普通に嫌。それになんで高橋も遠慮しねーの?


俺ら付き合ってるって言ったよな?普通遠慮するだろ。デートだぞ


何が楽しくて元カレと今カレそして彼女でデートすんだ


あ「楽しみ!3時には終わるって!」


当の本人はすごく楽しみそうにしている

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作者名:りり | 作成日時:2022年5月15日 3時

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