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変わってるんだろうな ページ7

直哉「悟くんどうにかしてや」


五条「どうにかってどうすんの」


直哉「Aを仕事で呼び出したらええ」


五条「えー休日に連絡すんのー?絶対キレられそうじゃん」


直哉「明後日まで東京おるから任務半分手伝うで」


五条「いいねそれ、わかった」


そしてすぐに電話をかけてくれる悟くん


五条「あ、A?休日に悪いんだけどさ…わかってると思うけど人手足らなくて、今すぐ来れない?」


あ『来れない?って高専に?』


五条「そー。おねがい。今度埋め合わせするからさぁ」


あ『じゃあ肉寿司食べたい高いとこの』


五条「おっけー、じゃよろしくー」


ぶつ___________


五条「これでいい?」


直哉「おん、おおきに。ほんじゃ任務は連絡してや」


五条「高専行かないの?今からA来るよ」


直哉「……いく」


ーーーーーーーーーー


あ「どこの何級のなんの任務だー」


五条「あ、Aごめーん、僕いまから、東北行かなきゃだからさ、富山の任務お願いね」


あ「富山かぁ、」


五条「職員室寄ってってね、資料あるから」


あ「ほーい」


ガラガラガラ___________


あ「…?なんでいんの?」


直哉「いちゃ悪いんか?」


あ「いや?ただ京都校にすらいない直哉くんが東京校にいるのもなぜか不思議だな、と」


直哉「なんなんその直哉くんっての」


あ「え、別れたから。一応直哉くん先輩だし?」


直哉「……で?別れてすぐ別の男とデートなん?えらい身分のええこと」


あ「資料どこか知らない?」



俺の話は耳にすら入れてませんよ、ってか?


直哉「人の話はちゃんと聞こな?」


あ「なんか……別れてから皮肉っていうか、嫌な奴になっちゃったね。直哉くん」


表情すら変えずにそんな事を言ってきたA


そら誰でも俺やなくても、別れてそうそう他のやつとデートされたら嫌やろ


直哉「お前ケータイ解約したろ」


あ「お前じゃない。してない」


直哉「繋がらへんねん」


あ「着拒しただけ。連絡とる必要ないでしょ」


別れて嫌な奴になったんはAやろ


俺が傷つく言葉を的確に淡々と言ってのけるし


直哉「俺ん家に色々置いとるやろ」


あ「全部捨てていいよ、また新しいの買えばいいし。お片付け面倒臭いなら女中の人に頼めば?」


直哉「なんでそんな冷たいん」


あ「元に戻っただけだよ、付き合う前もこんなんだったでしょ」


直哉「なんで……そんな事言うん…」


どんどん俺の言葉は小さくなっていく

春を待つ胸が苦しいのだ→←変わってないだろうか



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作者名:りり | 作成日時:2022年3月8日 1時

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