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窓のない部屋で ページ3

結局そのガキ向けのアスレチックでもどこの家かも知らん子供とはしゃいで楽しそうにしてたA


直哉「楽しかった?」


あ「え、まぁ」


直哉「Aは何人子供欲しい?」


あ「は?子供なんて考えたことない。私がまだ子供なのに子供が子供育てるって無理だしおかしいでしょ」



直哉「……はいはいそうやな」



あ「何拗ねてんの」


直哉「なんもあらへん」


そしてまた大人の呪術師での飲み会や、会議など顔合わせがある時に色々アドバイスをもらった



硝子「もうめんどくさいし当たってくだければ?」


直哉「いやや。俺はAと結婚したいねん」


硝子「無理だから無理って言ってんじゃん」


冥「本当に好かれてるのか?」


直哉「はぁ?それは当たり前や。5年も付き合っとんのやで」


歌姫「5年ね…でもあの時Aめっちゃ妥協してたし。あんたのストーカーがウザくてOKしたって言ってたし」


直哉「最初はそうかもしれんけど今は好きで付き合っとんねん。そないなら5年も続かんやろ」


硝子「何熱くなってんだか」



七海「聞いてみたらいいじゃないですか」


直哉「俺のこと好きかって?」


硝子「七海それ却下。プライドが高い禪院直哉くんじゃ無理でーす」


冥「なら別れ話したらどうだ、好きなら止めるだろう」


直哉「……!」


直哉以外「(それだって顔してる)」


そして冒頭に戻るが、それを試して振られた、いやいや振られたんかこれ



俺の作戦では、なんで?と理由を聞いてくるAに


直哉「Aの気持ち分からんくなってん」


って言うはずだった。けどその言葉すら言えへんかった


だってAが、わかった。なんて言うから



ありえへんやろ?5年も付き合っとんのやで?


わかった、じゃあね、と当たり前のようにすんなりと受け入れどっか行った



俺はしばらく声も出んくて放心状態やった


気づいたら夜になっとった、ただそれだけ



ーーーーーーーーー


あ「硝子さーん!お久でーす!これ京都のお土産!悟くんから聞いてるかもだけどこっちで仕事するのでお世話になります!」



硝子「こっちに来るとは聞いたが何でだ?」


あ「え、知らないだと…?!あの、、実はですね、直哉くんと別れました!」


と元気よく言うAに冷や汗が出た



まさか___________とは思った



硝子「なんで別れたんだ?」


いつもならあんなクズ別れて正解と言うところだけど、私らに責任があるかもしれない

語れば花が咲いた→←盲いた目をしている



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作者名:りり | 作成日時:2022年3月8日 1時

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