冷めた目で愛を ページ16
それから禪院家で、私のキャリーケースの中に入れていた呪具を引っ張り出して、出る準備をしていたら、ドガーンと音がしてそこを見ると、なんと、マキちゃん
あ「……どゆこと？」
マキちゃんの手には甚壱さんの頭が。あの人も特別1級なのに、、周りを見るともう直哉くんしかおらんかった
直哉くんとマキちゃんが戦っている姿をただボーッと見ていた
葛藤していた。どうしたらいいのか分からなかった、体が動かなかった
結果、マキちゃんのワンコンの殴りによって直哉くんは倒れとった
マキちゃんはこちらを見た
真希「Aさん、ごめん。」
ただそう言って振り向くことも無く歩いていった
禪院の広い御屋敷は血まみれ、死体だらけ
全滅ね。。。
直哉くんの部屋に行く
だって彼がいるでしょう？
あ「ほらいた」
その姿は悲惨だった。マキちゃんたちのお母さんに背中から包丁で刺されてんの
あんたが刺されてどうすんのさ
ムカつくなぁ
自分のこの心に腹が立つ
何で悲しいんだろ。こんなクズ死んで当然。だから私はマキちゃんを止めんかった
と自分に言い聞かせる
あ「ごめんなさい。」
誰に謝ってるのか分かんないや
あ「領域展開…開闢虚空…」
(開闢＝世界の始まりの時、虚空＝何も無い空間)
この領域内ならば、全て私の思う通りになる。だから反転術式が使えるようになる
あ「アホやなぁほんま」
なんで治してるんやろ
あ「あとからマキちゃんに怒られるわ」
それでも、直哉くんのこと失いたくなかった
ーーーーーーーーーーーー
過去
五条「だから、付き合えって言ってんだろーが！！！」
あ「いーやー！」
五条「…じゃあさっさと素直になれよ」
あ「は？素直？」
五条「直哉が好きなんだろ？」
あ「好きなわけないじゃん、大嫌いなんだけど」
五条「いやお前は最初からあいつが好きだろ。お前見てりゃわかんだよ」
あ「いみわかんなーい」
五条「考えてみろ。お前直哉のクズな部分見て安心してんだろ？あぁやっぱりクズだって。でもアイツのクズじゃねぇところ見てどう思う？」
あ「…嫌だ」
五条「なんでか分かるか？」
あ「わかんない」
五条「はぁ、いつか分かるといいな！！」
今思えば、彼が正真正銘のクズだったら嫌えたのにって
綺麗な部分を知ってしまってるから嫌いになれない
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 157人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あなな - めっちゃ続き気になります！！更新頑張ってください！！！！ (2022年2月14日 10時) (
レス) @page24 id: e8ccd06958 (このIDを非表示/違反報告)
みもり(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです！好きです！一回の更新ごとに沢山話しが入ってるの尊敬します。これからも頑張ってください！ (2021年12月3日 20時) (レス) @page21 id: 838092b84b (このIDを非表示/違反報告)
あいりん - 小説かくの上手すぎますって！！好きです((更新楽しみにしてますー！！ (2021年12月2日 18時) (レス) @page16 id: 86690bee99 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りり | 作成日時：2021年11月25日 17時
