最低限の生活で ページ2
どきどきとワクワクの入学式。のハズだったが
思っていたのとは全く違う、入学式だった
高専はそもそも人数も少ないし、上級生たちは任務に出かけていて不在の、新入生だけの入学式が始まった
入学式と言っても当たり障りのない適当なもので、桜がちって、わくわくなクラス発表などもない、大人の挨拶が終わり教室まで連行されて各々自己紹介。
でも、新入生はまさかの私一人という悲劇だった。
ーーーーーーーーーーーーー
夜蛾先生とこれからのこと話していたら何やらバタバタと騒がしい校内
足音がこちらに近づいてきているのを悟って
ああ、早かったなぁ、なんて思っていた。
ガラガラガラと力強く開かれた扉は悲鳴をあげている
そこに立っていたのは、直哉くん、そして禪院家の使用人の方々
直哉「なぁ、A。どないなつもりか説明してくれるんやろ？」
ニコッと表では笑っているが怒りが伝わってくる表情だった
でもあたしもここで引く訳には行かなかった
この15年間であたしは学んだ。悪魔の交わし方を
あ「だって………。直哉くんが意地悪するから…！それに、、東京行ってみたかったの」
落ち込んだように顔を俯かせて、彼の顔を見ていないがきっと彼の怒りは治まったはずだ
直哉「ほんならもう東京味わったから帰ろか。元々Aは京都校に上がるつもりやったんやから」
あ「でも…まだ分かんないし、、お友達とかも、」
直哉「同級生おらへんやん。京都校には1年おんで？」
あ「ずっと東京住んでみたかったの」
あれ、引いてくれない、おかしい
どうしようと、夜蛾先生の顔を見ても、俺には家の関係は無理だという顔をしている
直哉「はぁ…もうわがままはええから、はよ帰るで」
あ「いやだ。帰りたくない。」
直哉「はぁ……なんでいつも分かってくれへんの」
あ「直哉くんなんて大嫌い！！！」
そう言って、教室を飛び出した。それは人生で1番足が早かったと思う。ここで捕まってしまえば、また京都に逆戻り
ドン___________
あ「ったぁ…」
五条「あ？なんだお前。前見て歩けよ、1年だろ？」
あ「今そんなこと言ってる場合じゃない！！どいて！！」
五条「は？」
なぜかぶつかった白髪の先輩面してくる輩は怒って、通してくれない
後ろからは迫る直哉くん
直哉「悟くんやん！そいつ捕まえてや」
五条「は？こいつ？」
直哉「そうそう」
首根っこを白髪に捕まれ身動きが取れなくなってしまった
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あなな - めっちゃ続き気になります！！更新頑張ってください！！！！ (2022年2月14日 10時) (
レス) @page24 id: e8ccd06958 (このIDを非表示/違反報告)
みもり(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです！好きです！一回の更新ごとに沢山話しが入ってるの尊敬します。これからも頑張ってください！ (2021年12月3日 20時) (レス) @page21 id: 838092b84b (このIDを非表示/違反報告)
あいりん - 小説かくの上手すぎますって！！好きです((更新楽しみにしてますー！！ (2021年12月2日 18時) (レス) @page16 id: 86690bee99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りり | 作成日時：2021年11月25日 17時
