あんたじゃないか ページ36
あ「あんたでしょ、腕」
禅院「腕の1本くらい惜しくないだろう。どうせ治せる」
あ「でも原本の腕は悟くんとこにあったんだよ?反転術式でも1から再生するのは無理だよ」
禅院「俺ならできる」
あ「頼んでないし、切ったのあんたでしょ」
禅院「だから治してやっただろ」
あ「また変な縛り交わしてないでしょうね?」
禅院「ねえよ」
あ「もうさ、対人はマスターしたし、まあお前にはぶっちゃけお世話になったけど、出てってくんない?」
禅院「達成したらな」
あ「なら寝不足にしないで。体壊れる」
禅院「もう少しだな」
と笑ったところで目が覚めた
あ「悟くん苦しい」
死ぬんじゃないかと思うくらい抱きしめられていた
五条「おはよ…Aが離れないように♡」
あ「離れないよ」
五条「うん、もう行く?」
あ「もういく」
五条「ちゃんと寝れた?」
あ「うん、寝れた」
そして彼と朝飯
五条「僕も送ってく」
あ「ありがとう」
遠慮することをやめた
この人は着いてきたいんだなぁと思って
心配症だから、1秒でも長く一緒にいてあげないと、パニックになっちゃうから
ますます怪我なんて出来ないなあと思う
五条家の命令とかで術師辞めないといけないとかなりかねない
悟くんなら絶対やる
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正直寝不足だ
でもしょうがない
ちょっとずつ気力がなくなっていく気がした
日に日に体力も減って、脳みそも使いたくなくなった
精神的にも弱くなったなあと思うようになった
だからか、禅院が体を容易く乗っ取れるようになったんだろうか
と、そんなことを考えながら呪霊討伐していたら
腕に攻撃を貰った
あ「あー…」
久々だなあ怪我すんの。と思いながら祓った
呪力使いすぎたし、梢子さんとこいって治してもらお
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すると医務室には悟くんがいた
五条「え?A?おうち帰るんじゃなかったの?」
めんどくさくて家帰るとLINE送っていたのが仇となった
悟くん忙しいからいないかなぁと思ってたのに
あ「ちょっと治療してもらおうと思って」
五条「え?怪我したの?え?そんなに強かったの?」
とうるさい
梢子「もう後でいいから…」
とにかく梢子さんに傷を見せる
五条「えぇぇ、A…」
梢子「珍しいわね、こんな大怪我するの」
あ「気抜いてました、引き締めます」
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作者名:りり | 作成日時:2021年1月2日 5時