ろく ページ8
安室side
正直Aがカルアだと言うことは信じたくなかった
カルアの噂はすごく聞いていた
ジンが溺愛しているらしいと
だが俺は会うことがなかった。同じ仕事をするとなっていても、彼女がドタキャンやら、来ない
だから謎多き人物だと警戒していた
でも彼女がAだとわかった時、それも含めて好きという気持ちは変わらなかった
そして彼女に沢山お酒を飲ませ、酔わせ、家に連れ込んだ
大人の男として最悪な行為だろう
わかっていても、それぐらい彼女のことが好きだった
あ「うぅ、ここまできてる」
と喉元を抑え、嘔吐のきつさに耐える彼女。それすら可愛いと思えてしまう俺は末期だろう
安室「おいで」
あ「ん。」
手を広げると彼女は素直に飛び込んできた
安室「すきだ。いつかちゃんとAに伝えたい。俺の事を全部話すから・・・」
あ「???」
酔ってる彼女にそう呟く
安室「もしそれで、Aがジンに言っても後悔はないさ。」
あ「ジン?」
俺の腕の中で喋る彼女。
あぁ、前まではこれが当たり前だったのに。
もし彼女が俺がバーボンと知っていて付き合っていたら?
俺が公安だとわかってて付き合っていたら?
組織の人間だから、ノックとわかったから、捨てたのかもしれない
あ「ねぇぎゅーしてもっと」
安室「これでいいか?」
強く彼女をだきとめる
あ「うん、落ち着く」
酔ってる彼女に俺は手を出した
少しの嫌悪感と少しの幸せ
その時だけはAが俺のものだと感じれた
安室「もう離れていかないで。Aだけはそばにいてくれ」
隣で眠る彼女にそういった
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作者名:りり | 作成日時:2018年11月12日 1時