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とても綺麗で ページ9

2時50分に大学を出るともう車は止まっていた


この人いつも運転手ついてるし、すごいボンボンなんだろうな。だからこんな性格ひん曲がってるんだろう



あ「お待たせしました」


直哉「ええよ」


今日はなぜか機嫌がいいみたいだ


そして着いた場所は料亭


言ってくれたら服着替えたのに


まぁデートでもないしいいか


直哉「うまなさそうに食うやん。店変える?」


あ「あ、いえ。美味しいです」


直哉「ならもっと食い。肉つけなあかんで。最近また痩せたやろ」


あ「……」


誰のせいだよ



その後死ぬほど食べさせられてもう食べれない。御手洗のタイミングでお会計払おうと思ったのにもう済ませてあると言い怖くなった


何度も直哉さんに払うと言っても払わせてくれなかった。借りは作りたくないのに



直哉「今度京都きいや」



あ「京都…ですか」


直哉「おん」


今日はホテルのスイートではなく、これまた高そうな旅館だった


直哉「飛行機とったるから」



あ「はい、大学の方が落ち着いたら」



行きたくない


そう言ったら機嫌のいい彼は不機嫌になる



また今日も彼と体を重ねる


直哉「なぁ名前呼んでや」


あ「…っ、直哉、さん」



直哉「ん」



この人は何がしたいのだろう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あ「はい」


五条「何時終わる?」


あ「4時には」


五条「じゃあ病院その後にとっておくね。迎えいくから逃げないように」



あ「…逃げませんよ。分かりました」



この男の考えていることも何一つわかりゃしない



だって何も言わないから













「リハビリもそうですが良くなるかは分かりません。経過を見ていくことだけですね。それと…カウンセリングなども紹介しますがいかがなさいますか?」


あ「大丈夫です」


「ではまた来週見せに来てくださいね」



五条「……」


病院を出てから五条さんはだんまり



走ってる車はわたしの家の方向じゃない


あ「あの」


五条「ん?」


あ「どこに行かれるんです?」


五条「ご飯でも食べようと思って」


あ「…はい」



五条「ね。A。その傷ってさ自分でやったの?それとも…誰かにやられた?」


バレていた



あ「自分でやりました。別に病んでるわけじゃないんです」


五条「でも医者はカウンセリングが必要って言ってたよね」


あ「感覚があるか試してるだけです。まだないですけど」


痛みが感じない

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設定タグ:五条悟 , 呪術廻戦 , 禪院直哉
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作者名:りり | 作成日時:2024年1月26日 1時

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