検索窓
今日:8 hit、昨日:1 hit、合計:3,508 hit

とても綺麗で ページ7

風にあたって気持ちがいい


もう戻りたくないな、このまま帰ろうかな。久しぶりに飲んだせいで吐きそう。


頭ぐわんぐわんする



しゃがんで寝てしまっていた


「A」


あ「んー?」


顔を上げてみると五条さん


あ「なんで???」


五条「電話でてくれないしさぁ…友達が出て場所教えてくれたから」


あ「んー」


五条「3日も電話出ないで何してたの」


あ「普通に寝て大学いってた」


五条「うそつき」



あ「……」


五条「意識ハッキリする??いくらなんでもここまで飲むなんて」


何言ってるかわかんない



むかつく、男はどいつもこいつも


この人はなんのためにわたしに関わるの



五条「なんで泣いてるの」


あ「…っ」


五条「何かあった?」



あ「へーき」


五条「平気じゃないでしょ」


弱みを見せてはダメだ、と思うけどお酒も入ってて感情ぐっちゃぐちゃで勝手に出る涙


五条「僕を頼ってよ」


ふわっと五条さんに包まれて寒かった風が無くなる


五条「僕ならAを助けられる。何でもしてあげるよ」


何でも、という言葉の怖さを知らないのか。わたしは嫌という程知っている


あ「くるしい」


五条「あ、ごめんごめん。さ、帰ろっか」


五条さんに抱き抱えられて車に乗せられる



あ「さみしい」


五条「ふふ、何でも言ってよ」


あ「抱いて」


五条「いいよ。嫌なら言ってね」


ほら何でもするんでしょ













優しく触れてくる五条さん


乱暴に扱ってくれた方が楽なのに、


そんな目で見ないで



あ「もういい、いいからっ、」


五条「なんで?慣らさないと痛いでしょ」


あ「いいっ、しなくて…」


五条「どうして?大事にしたいのに」



あ「だって、、怖いから…っ」


五条「泣かないの。僕だけに集中して」


涙が止まらない、最悪だ


五条さんも萎えるだろうな


いいよ、もう。ただ寂しかっただけだから


震えていたわたしを抱きしめて起き上がらせる


対面で抱きしめられる


そしてニコ、と微笑んでとても優しいキスをしてくる五条さん


あ「…ん、っふ、、」


ひっく、ひっく、と涙が止まらない


五条「泣かない。怒ってないから」



もういやだ

とても綺麗で→←とても綺麗で



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
51人がお気に入り
設定タグ:五条悟 , 呪術廻戦 , 禪院直哉
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りり | 作成日時:2024年1月26日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。