君の音だけを【五条悟】 (ページ4)

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とても綺麗でページ4

五条「じゃあさ、そんなに言うならチューしてよ」

ほらやっぱりそうだ

あ「いいですよ」

それから五分ほどだろうか、キスをしていた

五条「あの天野Aとちゅーなんて！！あー良かった、今日あそこが任務で」

あ「……」

五条「お金ないんだよね。これいくらでも使って。あとここオートロックだから自由に出ていいよ。鍵はこのカードね」

ルームキーとクレジットカードを渡される

部屋を見ればわかるがこいつはだいぶ稼いでいる

あ「…使えないです」

五条「いいからいいから。お部屋はどこでも使って！僕の部屋でもいーよ！」

あ「…そんなに長くはいないので」

五条「えー、ずっといてよー。永遠に」

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朝起きるとテーブルにたくさんのご飯が置かれていた

それと書き置き

【ちゃんと食べてね。今日は18時には帰ってくるから】

それには一切手をつけず水道の水だけ飲んだ

貸しを作ってはダメだ

禪院直哉がそうだからだ

あとあと何か対価を求められる

歩きで大学に行き、講義を受ける

「あ、それなら今日この後不動産屋いく？」

あ「うん、そうする」

銀行のカードは復活したしお金もある

早く家を契約しないと

できる限り五条さんとは一緒にいたくない

そう思っていたのに

五条「お疲れサマンサ。今日食べたいものがあってさ、付き合ってよ」

大学まで迎えに来るとは思わなかった

そして五条さんに連れられてきた場所はフレンチ

ナイフとフォークを綺麗に使う五条さん。普段から食べてそう。ぽいわ

五条「ね、今日朝ごはん食べていかなかったでしょ」

あ「あんまり食欲なくて」

五条「具合悪いの？あ、風邪ひいた？びしょ濡れだったしさ」

あ「いえ、体調は平気です」

五条「あ、引越し手伝おうか？荷物とか重いの運ぶの大変だろうし」

言ってないのに全てを知っている。大学だって教えてないのに迎えに来たし

この人は何者なんだろうか

あ「荷物は、あまりないんです。1番大きくてギターですし」

五条「そっかそっか。僕はまだAといたかったけどなぁ。ま、いつでも頼ってよ」

あ「…」

五条「電話鳴ってる。出なくていいの？」

チラとディスプレイを見るとまたあの嫌な文字

あ「大丈夫です」

五条「そっか」