検索窓
今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:3,505 hit

とても綺麗で ページ2

あ「はあ、」



凡ミスで家賃を払い忘れて強制退去になった。待ってくれたっていいだろーが


連絡くらい入れれば払うのに。と思ったが、連絡は山のように来ていたし、2ヶ月滞納していたらしい


スマホを見るのが嫌すぎて気づかなかった



prrrrr___________


ほらまた、


ディスプレイには【禪院直哉】の文字



あ「はい」


直哉「なんで2日も出ないん?これ出んかったら連れ去りに行くところやったわ」



あ「ごめんなさい」


直哉「ほな今日な」


あ「大学が、」



直哉「夜来れるやろ、終わったらこい」



ブツっと切れる電話。私がスマホをあまり見たくない原因の一つ。いや原因そのもの


あ「家…どうしようかな、」



友達の家にしばらく泊めてもらおうか



とにかく今日は講義が終わったら行かないといけない。メッセージにはホテルの住所が













あ「きました」


直哉「遅ない?ぎょうさん待ったわ」



あ「すみません」



直哉「謝んのはええわ。態度で示してな」


そう言って今日も彼は私を抱く



こうなってしまったのは2年前___________



直哉「それ見えんの?」


あ「え、あ、はい…」



直哉「それ殺さんとその子死ぬで?」



あ「どうやって…!」



バンドメンバーの一人が体調がみるみる悪くなっていた。でも私には見えていた。死神のような黒い固まりが。



そしてどんどん息が浅くなっていく。そんな時に現れた見ず知らずの関西弁の男



直哉「俺にしか無理やね」



あ「お願いします…!なんでも、、いくらでも払います、」



無我夢中に頭を下げた



直哉「金なんていらへん。キミが俺の下僕になる言うんやったらええけどな〜〜」



あ「……なんでもいいです、だから早く、、お願いします」



直哉「なら成立ってことやね」



そう満足気に笑うと一瞬で消えた死神のようなもの



何も見えなかった。この人は動いてすらいないのに




直哉「はい、これで終わり。ん」


と手を出してくる男



あ「あ、はい、今手持ちが1万円しかなくて」



直哉「ちゃう。スマホ」


あ「あぁ、はい」



渡すと自分の連絡先を入れていた



この時はこの男にただ感謝していた

とても綺麗で→←ぷろろぐと設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
51人がお気に入り
設定タグ:五条悟 , 呪術廻戦 , 禪院直哉
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りり | 作成日時:2024年1月26日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。