一生懸命って案外悪くない5 (ページ23)

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龍｢じゃあ行ってきまーす！｣

『いってらっしゃーい』

伊織｢いってらー！｣

岩本｢じゃあ俺もぼちぼち出るわ｣

向井｢俺は今日休みやー！｣

各々の時間で家を出る朝。

あ、そう言えば私も今日。

『私もそろそろでるか、』

ラウ｢え？何するの？｣

『あ？学校行くんだよ』

深澤｢え？何で？｣

『あれ？私教員試験受かったから学校の先生になるって言わなかったっけ？』

向井｢いや！聞いとらんよ！｣

そう、私は福岡の方で教育学部の有名な大学へ行き、無事教員免許を取得

卒業後は東京に戻るつもりだったからそっちの方で学校をみつけていたら面接来てくださいだとよ。

『てなわけで行ってくるわ』

｢｢いってらっしゃーい！｣｣

久しぶりのスーツ。かっちりしすぎてなんか緊張するな

しばらく歩いたところにある高校。

『しつれいします...。』

校長｢あ、こんにちは。Aさんであってる？｣

『はい。今日は宜しくお願いします。』

その後話はトントン拍子で進んでいき、1週間後からはここの1年の数学教師を担当することに。

校長｢では、これからよろしくお願いします。｣

『はい。こちらこそ。』

学校が見えなくなったところで髪を乱暴に解く

『っあ〜！やっぱスーツはきちぃ！』

コンビニでアイスを物色していると

二宮｢似合わない格好してどうしたの笑｣

松本｢ほんとだ。なんでスーツ？｣

『ん？今度から学校の先生やっからそこに挨拶行ってきた。』

ほういうと2人して笑ってきた。

バカにすんなし！

二宮｢あんなに『センコーなんてクズだよ、』なんていってたAがねぇ、笑｣

松本｢龍に影響されたんだろ笑｣

『どーだっていいだろ！』

アイスを持って行こうとすると

二宮｢たまにはワタシが買ってあげますよ。｣

さりげなくアイスを取られて奢られる私

『あ、さんきゅ』

二宮｢お祝い。｣