『ありがとう』と言えること (ページ3)

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給食の時間も休み時間も

いつも誰かといた

その中でもよく話す男子、

ジェシー｢やっほー！今日は何してんのー？｣

『なーんもしてねーよ！笑そっちこそどこ行くのー？』

ジェシー｢今からいつメンで中庭でサッカー！｣

『まじ？食べたばっかだから腹痛くなるぞー！』

ならねーよ！なんて言ってユウトやらケイやらと一緒に外へ出るジェシー

中学から仲良くなったジェシーはいつも明るくてクラスのムードメーカー。

バスケ部でセンター。

そして私の好きな人。

ナナ｢んね！先生いじりに行こ！｣

『またー？飽きないねー！笑』

担任の先生は都市が私たちと近くて若い。しかも体育の先生だったからノリも良くて話しやすかった

ナナ｢先生最近彼女とどんなー？｣

リコ｢もうすぐ結婚でしょ！ね！｣

先生｢そうだなぁ...って先生の個人情報ダダ漏れじゃん！笑｣

女子5人で先生を取り囲む、

何とも言い難い光景...笑

ナナ｢あ、やば！チャイム鳴った！次なんだっけ！｣

『次数学...ってヤバい、忘れてきた！ちょっと行ってくるわ！』

ミユ｢またー？笑数学点数取ってるからいいけどまじで怒られるよー？笑｣

『なんも言われたことないし！』

そう言って教室を出て向かうのは

『北斗！教科書貸して！』

北斗｢...また？お前さぁ...｣

保育園から14年ずーっと一緒の北斗

中学卒業までは確実に一緒だから...結局15年！

隣のクラスのイオと私以外の女子、つまり幼馴染以外の女子と話さないから、変な噂がたった時もあった

北斗｢この前は体操服、その前は国語...んで今日は数学...。なに？お前教科書燃やしたの？｣

『なわけねーだろばーか。お前と違って私は持って帰ってんだよ笑』

北斗｢忘れたらなんの意味もねぇし笑｣

『るっせ！お前の黒歴史アホみたいに持ってんだぞ！』

北斗｢それなら俺だって持ってる笑｣

ああ言えばこう言う。だからこいつは嫌いだわ笑

まあ、幼馴染としては大好きだけどね笑

『今度なんか奢るわ！』

北斗｢それで奢ってもらった試しがないわ笑｣