『ありがとう』と言えること (ページ19)

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『S級！？』

｢そう、学費免除の最高待遇で。｣

『私、そんなに強くないです！最後の中体連だって...』

｢私は、将来この子は伸びるだろうという子を集めていてね。君の先輩もS級で取ったのもそれなんだ。試合も見させてもらったよ。君の剣道は私の好きな剣道だよ。｣

｢勇猛果敢に挑み、勝ち負けよりも試合そのものを楽しんでいる。君の剣道は見ていてとても気持ちがいい。...実際何校特待の話が来た？｣

『え、言っていいんですかね...？』

先生｢いいんじゃないか？学校名言わなければ｣

えー...そんな緩くていいの？情報ガバガバじゃん

『えっと...私立から3校、公立からは2校です。公立の方は成績が足りてるので勉強推薦で行こうと思っています。』

冷静に考えたら、最後あんな試合だったのの結構来てるな...

｢そうかー...まあ前向きに考えてくれると嬉しいな。ご両親ともお話ししてね。あ、これうちの学校のパンフレット。｣

そういい渡されたのは部活やら学校の中やらのパンフレット

『ありがとうございます』

｢じゃあ高校もあるし、これで失礼します。先生、今日はお忙しいところありがとうございました｣

先生｢いえいえ！お気をつけて！｣

門まで見送って、教室に戻る

『まじか...ここから来るとは思ってなかった』

先生｢そこスポーツに力入れてるとこだもんな！良かったじゃん！｣

『いや、知り合いもいるし待遇もいいしめちゃめちゃいいけどさ...』

...あいつらなんだよなぁ、

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この時は未だに覚えてます。

マジでビックリしましたね...はい...

計6校からお話が来ましたが

特待とか、うちの高校どう？とかの話が直々に先生が来て話されたのは

行った高校と、この高校の先生だけでした。

ちなみに受験間近になった時は親も呼んで校長室てお話させて頂きました

中学生ながらに緊張して、手汗ダラダラでした...