40日目 ページ40
阿部｢ねぇ。Aちゃんに知らせときたいことがある。｣
その日は阿部さんよ好きなカレーをリクエストで作った日
阿部｢4日後。佐久間の家に警察が行く。｣
『...逮捕。ってことですか？』
阿部｢そうなる。｣
『なんでそれを私に？』
警察側の阿部さんからしたら、言うこと自体なんの得にもならないし、
そもそも言っていいのだろうか。
阿部｢自分勝手だと思う。...佐久間と逃げて。｣
この人は何を言っているんだろう。
警察だったら個人情報だって簡単に調べられる
佐久間さんが逃げた場合、この人は....
阿部｢警察、辞めなきゃだろうなあ。｣
危機感なんてまるでなく、ただただと言葉を連ねる
阿部｢俺ね、警察になったのは兄貴を見つけるためだったの。いざ見つけたら殺人犯だったからビックリした。｣
阿部｢けどね、捨てられた俺を快く迎えてくれたのは佐久間...兄貴なんだ。立場上許されないことだったとしても俺は、、、。｣
少しだけ溜まった涙は静かに音を立てた
阿部｢俺のお願い。聞いてください....。｣
深々と頭を下げるその姿に
断る理由なんてなかった
例え選んだ末の結末が
望んだものではなかったとしても。
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ねこタママ(プロフ) - ゆきさん» ありがとうございます！結構見切り発車だったので不安でしたが上手くまとめられたみたいでほっとしました！この作品に出会ってくれてありがとうございます！他のも見てくださると嬉しいです！ (2020年9月23日 21時) (
レス) id: 9bf724f0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - はじめまして｡コメント失礼します！1話から読んでいてすごい引き込まれました｡夢中になって読んでいたらいつのまにか読み終わってましたw最後の方？はガチ泣きしました｡この物語に出逢わせてくれてありがとうございました！ (2020年9月23日 21時) (レス) id: 6ed3d4bb64 (このIDを非表示/違反報告)
ねこタママ(プロフ) - ゆーみんさん» お話読んでいただきありがとうございます！感動系初挑戦だったので、そう言って貰えると嬉しいです！ (2020年9月21日 15時) (レス) id: 9bf724f0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみん - やばい…泣きそうです (2020年9月21日 15時) (レス) id: 1767363814 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこタママ | 作成日時：2020年8月20日 23時
