一生懸命って案外悪くない 2 (ページ7)

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ぎゅっと抱きしめてやると腕の中で肩を震わせてる龍。

『どうした？』

龍｢いや、嬉しくて、、、。｣

日頃から褒められて無いんだろうな。

その後、泣き続けていつの間にか眠ってしまった龍をソファへ寝かす

『...さて、龍のことどーする？親の電話番号も住所も分からないし。』

向井｢ランドセルの中になんか書いとるとちゃうんか？｣

そういいランドセルを開け、中を漁る

あんま人の漁るの好きじゃないんだけど...。

そうこうしていると、

ラウ｢あれぇー？皆何してるの？｣

ラウが帰ってきた。

『あ、おかえり。今小学生保護しててさ。』

ラウ｢え、Aちゃん、、、とうとう誘拐...?｣

皆、私をなんだと思ってんだ。

伊織｢違うよー！絡まれてたとこ助けたの。｣

伊織が説明していると、ラウがえ？と戸惑った顔をする

顔を見ると

ラウ｢龍、、じゃん。｣

『は？ラウ知ってんの？』

ラウ｢うん、この子俺の従兄弟、だよ。｣