三代目のGirlは…

26 ページ26

・




最後に撮影をして、取材が終わった。





ガチャ


楽屋に戻ればいつもと変わらない風景



隆二「はははっ！あ、Aおかえり！」



隆二くんの笑顔を見てあたしはいつも自然と笑顔になれる




「ただいまぁ」


広臣「取材どうだった？」




臣くんはあたしが困った時や辛い時すぐに気づいて助けてくれる




ELLY「今日はこけなかった？」




ELLYはあたしのすることをいつも側で見てくれてるし、




健二郎「この前のはおもろかったなぁ！目の前でこけて記者の人めっちゃびっくりしてたわ」




健ちゃんはからかってくるけどさり気なくフォローしてくれる




「もう！あの時のことは忘れてよ！恥ずかしい…」


剛典「ははっ、Aどんくさいからな〜」




そう言って頭を撫でてくれる剛典は、あたしの事を理解して隣にいてくれる




直人「最初の頃はテンパって質問に答えられなかったよね」




笑って言う直人さんはデビューの時から女1人のあたしにいつも話しかけてくれて




直己「そうでしたね。Aも成長したな」




直己さんは一歩後ろでみんなの事を見守ってくれてた




「ほんとに？うれし〜！」






あれ、あたし今日が最後じゃないのに



どうしてこんなこと思ってるんだろう。




・

27→←25

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す