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隆二side





“引き止める役割は、三代目がやってくれ”



あの日ヒロさんにそう言われた俺達は全員しっかりと頷いた。


ELLY「具体的にどうするんすか?」

広臣「無理やり引き戻しても意味無いんじゃない」

剛典「ですよね。A変なとこで頑固だし、」



そうなんだよなぁ。いつもニコニコしてんのに急に頑固になるんだよな。



健二郎「そのなんちゃらパーティーの日って俺ら何の仕事っすか?」

直己「TRIBEで打ち合わせだよ。ほら、新しいプロジェクトの」


ああ、HiGH&LOWのか…

てことは、その日Aは休むつもりなのか


みんなも俺と同じ思考になったみたいでどうするか考えてる



隆二「なんか理由づけて事務所に来るよう言います?」

直人「んー、あ!その日A朝取材入ってる!」



マネージャーからスケジュール帳を見せてもらっていた直人さんが“ほら!”とこっちに見せてくる。



広臣「あ、ほんとだ」

直己「じゃあ事務所には来るからいいとして、後は説得だな」



剛典「…俺気になってたんですけど、」


少し考え込んでた岩ちゃんが口を開いた



剛典「何でAはそのおじいさんに反抗しないんですかね?」

健二郎「そりゃ、逆らえへんからちゃうん」

剛典「でもヒロさん言ってたじゃないですか。Aのこと大切に育ててきたって」



岩ちゃんの言葉にまたみんな考え込んだ。


確かに、大切に育てるってことは溺愛してるってことじゃねぇのか?



隆二「わっかんねー!!」

健二郎「うおっ!いきなり大声出すなや!」


いきなり叫んだ俺に隣にいた健ちゃんがビクッてなった。


隆二「だってわかんねーんだもん」



広臣「いいじゃん、わかんなくて」



7人の視線が臣に向く


広臣「本人に直接聞けばいいんだよ、これからは隠し事なんてさせねー」


力強く言った臣の言葉に全員の顔がニヤッと笑った。



俺達は諦めない。どんなにAがここから離れようとしても、俺達はこの手を離さない。




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さくら(プロフ) - 作者のさくらです。「三代目のGirlは…」は5からアカウントが変わり移行していますことをお知らせします。詳細は三代目のGirlは…を読んでくれている方々へという小説に書いていますのでそちらをお読みください。また、そのアカウントが4の続きを書くアカウントです。 (2018年5月3日 16時) (レス) id: 604fbc82ed (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ニカ姫さん» 読んでいただきありがとうございます!私も臣くん岩ちゃん寄りです!! (2017年5月8日 16時) (レス) id: 538be4d030 (このIDを非表示/違反報告)
ニカ姫 - 初めて見たけど最高です (2017年5月8日 15時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
ニカ姫 - 三代目は臣君と岩ちゃん寄りのオール担当です (2017年5月8日 15時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さくら | 作成日時:2017年4月17日 19時

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