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剛典「Aが、そう言ったんですか?」
叫ぶ隆二とは対照的に岩ちゃんは冷静にそう言った。
ヒロ「Aは言ってない」
直人「じゃあ、どういう…」
ヒロ「宮本財閥って、知ってるか?」
ヒロさんの言葉に誰もが頷く。
宮本財閥
それは日本を拠点に世界で有名な財閥
現在の社長である宮本龍己が学生の頃に立ち上げ今も尚、その力は衰えず日本の未来を導いている。
そんな大財閥の話を何故?
みんなが疑問に思った。
ヒロ「Aは宮本財閥の一人娘だ。」
ヒロ以外が目を見開いた
ヒロ「Aと俺が初めて出会ったのは知人の誕生日パーティーに参加した時だった。ホテルのスタジオで一心不乱に踊って歌うあいつを見て、鳥肌が立ったよ。」
ヒロさんは遠くを見ながら懐かしむように話だした。
ヒロ「俺はすぐに声を掛けた。あんな天才なかなかいないからな。だけどAは俺の誘いを断った。」
“私の未来は既に決められているので、貴方の手をとることはできません”
敬浩「未来…」
ヒロ「宮本財閥って聞いてさすがに無理だ…って思ったよ。でも数週間後、ダンスバトルで大会に出てるあの子を見てもうこれは運命だと思って、俺はAに言った。」
“そんなに好きなら行ける所まで行ってみないか?君は絶対上に立てるよ”
ヒロ「Aは俺の手を掴んでくれた…だけど現実はそんなに甘くない。Aの祖父で宮本財閥の現社長が許した期間は、5年間」
ELLY「そんな、じゃあAは最初から三代目を辞めるつもりだったってことですか?」
ヒロ「そうだ。」
隆二「、そんなの、残酷すぎる。俺達はまだこれからなのに!!」
哲也「隆二…」
隆二「納得できるわけないじゃないですか!Aはずっと、俺達との未来をみてなかったって事ですか?!」
ヒロ「…そうかもしれない。でも、Aは誰よりもファンやお前達メンバーとの時間を大切にしていた。それはお前達も知ってるだろ?」
そうだ…。Aはいつだって俺達と一緒にいた。
自分がそこから居なくなるって分かっていたから?
だからいつも、なかなか家に帰らなかったり、俺達が誘うことは断らなかったのか?
いつか離れると、会えなくなると知っていたから
いつも一緒にいたのか…。
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さくら(プロフ) - 作者のさくらです。「三代目のGirlは…」は5からアカウントが変わり移行していますことをお知らせします。詳細は三代目のGirlは…を読んでくれている方々へという小説に書いていますのでそちらをお読みください。また、そのアカウントが4の続きを書くアカウントです。 (2018年5月3日 16時) (レス) id: 604fbc82ed (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ニカ姫さん» 読んでいただきありがとうございます!私も臣くん岩ちゃん寄りです!! (2017年5月8日 16時) (レス) id: 538be4d030 (このIDを非表示/違反報告)
ニカ姫 - 初めて見たけど最高です (2017年5月8日 15時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
ニカ姫 - 三代目は臣君と岩ちゃん寄りのオール担当です (2017年5月8日 15時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくら | 作成日時:2017年4月17日 19時