銀さんの優しさ ページ24
退「それにお母様だって忌み子だとかいらないとかずっと言ってて生きてたらダメな子なんだって。そこでリスカをしたらちょっと心が軽くなって、それからズルズル続いたって感じです」
銀「そっか…。…でもジミーくんはね、凄いと思う」
退「…へ?」
銀「だっておたくの多串くん、酔った時今でもよく言うんだよ。『アイツは前世と今世も優秀な奴だ』って。酔ってても他のやつは褒めないのにジミーくんだけ褒めてるの」
退「あの副長が?」
銀「そ。しかも
『アイツがいねぇと俺は終わってた。アイツがいたから真選組も俺も成り立ったし、今世でもそうだ。アイツが信頼して命を預けてくれるから俺もアイツを信頼して真選組を任せられたし、真選組副長としての肩書きを背負って真選組の為に生きられた。今世でも。俺はアイツがいねぇと真選組も成り立たねぇし、副長として生きられねぇみてぇだ。女々しいと思わねぇか?万事屋ァ?』
って。随分信頼されてるじゃん?あの副長様が酔ってるとはいえここまでべた褒めするだなんて相当だよ?…ジミーくんは今世でも多串くんについて行くんじゃないの?」
退「…ふく…ちょう…」
退は半泣きだった
銀「それに総一郎くんも随分ジミーくんのこと気に入ってるみたいだぜ?尊敬があのゴリラだとしたら仲間とか友達?はジミーくんが1番と思うけどねェ?」
銀「それに俺だってジミーくんが心配だし。ジミーくん前世もだったけど1人で抱え込むタイプでしょ。しかも俺はアイツ(土方)の横にいるのはジミーくんじゃないと落ち着かないし。神楽と新八もお前のこと気に入ってるみたいだし」
退「………」
銀「これでも存在理由分かんない?」
退は横に首を振った
銀「別に泣いてもいいよ?今日だけ特別」
退は銀時の胸の中で大きく泣いた。恐らく前世でもこんなに泣いたことはない。だから人生で初めてこんなに泣いたのだ。
銀「お?」
ズルッと体が滑ったと思い下を見ると泣き疲れた退が思いっきり寝ていた
銀「ここまでジミーくんが追い詰められるとは…」
銀時は退を抱っこし、土方さんと総悟のいる寝室まで連れていった
銀「(多串くんと総一郎くんにも話して労わってやろうかね。特にこの2人は前世の家族だしね)」
そして今日家に帰ったら待ってくれているであろう家族に豪華な飯でも作ってやろうかねぇと1人思ったとか
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Shiro_ - 申し訳ございません…。機種変更をしたと同時にログインができなくなり、作品が書けなくなってしまいました…。またどこかで一から書き直すと思いますのでそちらを見ただけると幸いです。本当にすみませんでした…。 (2020年1月13日 22時) (レス) id: 013454b934 (このIDを非表示/違反報告)
Shiro_(プロフ) - なるほど!それはいいかもです……! (2019年11月22日 23時) (レス) id: b3f9eba6bb (このIDを非表示/違反報告)
朝日奈 美奈 - そうですか?ありがとうございます…考えたのですが、銀魂キャラの誰かが退のファンだった!…知らなかっただけで。…というのも、いかがかと。それで朝さんがおしゃったように『ファンと付き合う』もできちゃったりするのでは…?…そんなのもどうかなと思っただけです。 (2019年11月17日 20時) (レス) id: c6014268c1 (このIDを非表示/違反報告)
Shiro_(プロフ) - 褒め言葉ありがとうございます…!!なるほど…それはそれでいいですね…! (2019年11月17日 17時) (レス) id: b3f9eba6bb (このIDを非表示/違反報告)
朝日奈 美奈 - お、面白い…わたしにはかけないぃぃぃぃぃいいいい!!…先に銀さんあたり付き合っちゃうのはどうでしょう?メガネこと新八のお姉ーさんあたりと。(お妙さん)…それが読みたいだけです。すいません。 (2019年11月15日 21時) (レス) id: c6014268c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Shiro_ | 作成日時:2019年6月27日 17時