【歌い手×銀魂】銀魂の皆は今の時代に転生したようです？！

銀さんの心配 ページ20

ー母親が来てから1週間と6日ー

〜山崎の家前〜

今日もまた銀時、土方さん、総悟が集まっていた

ピンポーン

退｢(いつも通り笑わなきゃ)｣

退｢はいよ〜｣

銀｢よ！ジミーくん｣

土｢入るぞ｣

総｢お邪魔しまさァ｣

いつもの如く3人は入ってきて勝手にまったりとしていた

そんな光景が微笑ましく見えてクスッと笑っていた

退｢(笑ったのは久しぶりだな)｣

土｢おい、山崎。ここの会社を調べてくれ｣

退は資料に一通り目を通すとはいよと返事し
カチャカチャとハッキングし始めた

総｢お腹すきやしたねィ、旦那作ってくだせェ｣

銀｢食料あるのここ？｣

土｢2週間前来た時に買ってきたやつが残ってんじゃねーか？｣

銀｢！｣

総、土｢？｣

総｢どうしたんで？｣

銀｢ねぇ、多串くん。2週間前皆で食料買ってきたよね｣

土｢あ？買ってきたがそれがどうした、あと土方な｣

銀｢冷蔵庫…中身全然減ってないんだけど｣

ちょっとしたもの…プリンなど簡単に摘めるものが数えれるほどなくなっただけで後は全部残っていた

総｢…。もしかしてアイツ全然食べてないんじゃねぇですかィ？｣

土｢確かに…痩せたか？｣

銀｢ヤバくない？ほ2週間ほぼ食ってないんだよ？ぶっ倒れでもおかしくないような｣

退｢皆さん何話してるんですか？終わりましたよ？｣

銀時は退の肩を掴むとガクガクと揺らした

銀｢ジミーくん、ちゃんと飯食ってる？！大丈夫？！｣

前世、食べ物でお登勢に助けられた銀時は食べ物の大事さを知っているのだ

退｢あ〜…、最近食欲わかなくて｣

嘘ではないが、ただストレスなどで食べるのがキツいだけだ。食べて戻すことはないからまだいい方だろう

銀｢とりあえず何か作るから食べること！分かった？！｣

退はこくんと縦に１回首を振った

退｢(…まって？料理ってことは包丁使うよね？包丁に血ついてる…！！この事はバレたくない！)｣

銀｢ジミーくん？これどういうこと？｣

そんな願いも虚しく銀時が持ってきたのは血がついて錆びた1つの包丁

魚を捌いた〜なんて料理をしない事はバレているのだから誤魔化せないだろう

退｢えっと…ちょっと料理しようかなと思ったら指切っちゃって…アハハ｣

銀｢こんな大量に？｣

銀時の持っている包丁は上から下まで血みどろだった

退｢結構ざっくりいっちゃって｣

銀｢ふ〜ん…｣

一応はそれで勘弁してくれるらしい

でも

退｢(あの人は何か勘づいているんだろう)｣

母親ＶＳ銀魂組→←病んじゃった？

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す