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貴方サイド
貴「え…？」
ス「君は俺の血を飲んだ。だから、君は俺で汚れていくだろうね…それなら、ユイで俺を汚してくれよ。これでおあいこだろ？」
貴「…でも、私…」
ス「…嬉しいと思ったこと、気にしているのか？」
貴「…うん」
ス「俺も嬉しかったぜ？」
貴「は…？なんで…こんな身体になるかもしれないんだよ…」
ス「それは別として俺は…君とその力を背負いたいんだ」
貴「スティーブン…」
スティーブンは跪いた。
ス「ユイ、君にとってその力が罪のように重いのなら…その罪を俺も一緒に背負わせてほしい」
スティーブンはまっすぐな目で私を見つめてきた。
貴「…あは、流石伊達男。臭いセリフだね…」
私は泣きながら笑った。
ス「おいおい。結構頑張ったぜ？笑わないでくれよ」
貴「ごめん、だっておかしくってさ…」
私はまだ跪いたままのスティーブンに目線を合わせるため、しゃがみこんだ。
貴「スティーブン、私…すっごく嬉しい」
精一杯笑顔を作ったつもりだけど、涙はぽろぽろ流れてきた。
ス「泣かないでくれ。泣いている姿も好きだけど、今は泣いて欲しくないな」
スティーブンの顔が近づいてきて、涙をペロリと舐めた。
貴「…っ、だって…」
私は耐えられず、スティーブンに抱きついた。
スティーブンは膝をついたままだったため、バランスを崩してしまった。
スティーブンは長い足を伸ばし、私はその間に座った。
貴「本当にありがとう…大好きだよ…」
ス「あぁ…俺もだ」
顔をゆっくりと近づけ、キスをした。
貴「んっ…はっ…」
息ができず、口を離すと頭を手で固定された。
ス「こーら。まだだ…ん…」
貴「んぅ…！？」
何度も深くキスをして、体に力が入らなくなってきた。
ス「もうギブアップか？」
貴「はぁっ…みんなが、来たら…」
ス「それもそうだな…なら、ユイ正座しようか←」
貴「えっ…←」
ス「言わなかったか？終わったら説教だって」
貴「あー…あれ、ガチ？」
ス「大ガチだが？」
スティーブンの笑顔が怖い←
ス「ほら、震えてないで正座しような」
貴「は…はい…」
地獄の時間が始まった←
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シキ(プロフ) - 名無しさん» ご指摘ありざとうございます (2016年4月10日 13時) (
レス) id: 70d05ec747 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 決凍道じゃなくて血凍道だよ (2016年4月10日 4時) (レス) id: 516bcdc69b (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - スティーブンがかっこよく見えるように頑張りますね！つか、良い加減イチャつかせたいですw (2015年7月3日 21時) (レス) id: 70d05ec747 (このIDを非表示/違反報告)
みうもげ - 毎回もうおもしろいですー！更新されてる度に嬉しくなります！ (2015年7月3日 20時) (レス) id: c84631a4a3 (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - コメントありがとーございます！めっちゃ嬉しいです！更新、頑張ります！ (2015年7月1日 4時) (レス) id: 70d05ec747 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シキ | 作成日時：2015年6月21日 20時
