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貴方サイド
足を振り上げ、ロダンの手から逃れた。
貴「本気でいくよ…」
パンドラをマグナムにして、３発ほどロダンの足に撃つ。
すぐにパンドラを双剣にして、ロダンの体に傷をつけた。
ロ「…っ！」
ザップやクラウス、スティーブンも遠距離攻撃のおかげで大分体力が削られた。
貴「ふぅ…」
ロダンは瓦礫の山にもたれていた。
ロダンは、動かない。
スティーブン達も近づいてきた。
ザ「…倒したのか？」
貴「…いや、まだ生きてる」
レ「えっ…！」
貴「スティーブン」
私はパンドラを剣にして、スティーブンの前に差しだした。
ス「…まさか…」
貴「そ。そのまさか」
レ「え？え？なんすか…！？」
ス「…はぁ、説教で終わりそうにないな」
貴「あは、こわいねー」
ス「アグハデルセロアブソルートー絶対零度の小針ー」
スティーブンによって作られた小さな氷の針がパンドラに入り込んだ。
貴「よし、ありがと」
レ「そ、それどうするんですか！？」
貴「まぁ、見てな」
私はゆっくりと近づいて、ロダンの前に立った。
貴「…ごめん、助けられなくて…」
私はロダンに剣を刺した。
ロ「ぐっ…がはっ…！」
貴「…っ」
レ「ユイさん…！身体が…」
ザ「おい…！」
ロダンの身体は徐々に凍りついた。
そして、私の身体も剣を持っている手から徐々に凍ってきた。
ス「…エスメラルダ式血凍道の力はなんでも凍りつかせるんだ。僕以外をね…」
私は寒さに耐えきれず、膝をついた。
ロ「ユイ…身体が…」
貴「…目、覚めた？こんな時ぐらい自分の心配しなよ…」
ロ「俺…ようやく、死ぬのか…ごめんな、ユイ…」
貴「よかった…」
ロ「え…」
貴「ロダン、破壊の赤髪なんて呼ばれてたんだよ？やだったんだ。ロダンの綺麗な金髪が血で赤くなるなんて…今は綺麗な金髪だからさ。だからよかったなって」
ロ「…ごめんな…ずっと一緒にいたかっただけなんだ…今更いっても、言い訳にしかならない…けど…」
貴「うん…しっかり聞くよ」
ロ「…お前達を狙ってる奴らがいた…どこかで嗅ぎつけられていた…俺は、ユイとリオンを守りたかった…そのためには、力が必要だった…なのに、俺はっ…この手でリオンを殺したっ…」
ロダンはぼろぼろと涙を流していた。
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シキ(プロフ) - 名無しさん» ご指摘ありざとうございます (2016年4月10日 13時) (
レス) id: 70d05ec747 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 決凍道じゃなくて血凍道だよ (2016年4月10日 4時) (レス) id: 516bcdc69b (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - スティーブンがかっこよく見えるように頑張りますね！つか、良い加減イチャつかせたいですw (2015年7月3日 21時) (レス) id: 70d05ec747 (このIDを非表示/違反報告)
みうもげ - 毎回もうおもしろいですー！更新されてる度に嬉しくなります！ (2015年7月3日 20時) (レス) id: c84631a4a3 (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - コメントありがとーございます！めっちゃ嬉しいです！更新、頑張ります！ (2015年7月1日 4時) (レス) id: 70d05ec747 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シキ | 作成日時：2015年6月21日 20時
