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貴方サイド
貴「ロダン…身体が…」
ロダンの身体は徐々に黒くなっていく。
ロ「うぐぅっ…！ち、近づくなっ！」
ロダンに近づこうとすると止められた。
ス「ユイ！ロダンに近づくな！」
貴「え…」
ロ「そいつ、の、言う通りだっ…さっさと俺を、殺せ、よっ！」
ロダンは上手く呼吸も出来ていないようだった。
貴「なんで…」
ロダンは私に手を向けていた。
ロ「あの少年の、せいで…お前しか、視界にはいらねぇんだよっ…この力がっ、お前を殺そうとしている…！」
貴「ロダン…あなたは…」
ロ「早く逃げろよっ！」
叫ばれても、私の足は動かない。
今、逃げたらロダンに2度と会えない気がする。
ロ「〜っ、くそっ！！」
ロダンは私に向けていた手を無理矢理ビルの壁につけた。
ロ「あああっ！！」
ロダンが叫んだ瞬間、ビルの上までに電流のようなものが走り、ビルは崩れ落ちてきた。
貴「…っ！？」
崩れてきたビルの破片が頭にあたり、一瞬くらっときた。
貴「や…ば…」
この瓦礫の下に埋まれば、回復に時間がかかる。
ロダンを助けれない。
けど、身体は言うことをきかない。
ス「ユイっ！！」
頭からの血で目の前が見えにくい。
倒れかけた、その時…
貴「うっ…！」
横から強い衝撃がきて、身体は横に吹き飛ばされた。
私はなんとか瓦礫を避けることができた。
急いで顔を上げて、強い衝撃の正体を見るとそこには狼がいた。
貴「リ、オン…？」
一瞬見えたリオンの姿は一瞬でビルの瓦礫に埋まれた。
貴「待って…っ！リオン！！」
急いで瓦礫をどかす。
所々、破片で手に傷ができたけど気にしない。
貴「リオン！リオンっ…！」
なんとか瓦礫をどかして、リオンを見つけた。
貴「え…？」
見つけたのは、狼姿のリオンではなく人間の姿のリオンだった。
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シキ(プロフ) - 名無しさん» ご指摘ありざとうございます (2016年4月10日 13時) (
レス) id: 70d05ec747 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 決凍道じゃなくて血凍道だよ (2016年4月10日 4時) (レス) id: 516bcdc69b (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - スティーブンがかっこよく見えるように頑張りますね！つか、良い加減イチャつかせたいですw (2015年7月3日 21時) (レス) id: 70d05ec747 (このIDを非表示/違反報告)
みうもげ - 毎回もうおもしろいですー！更新されてる度に嬉しくなります！ (2015年7月3日 20時) (レス) id: c84631a4a3 (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - コメントありがとーございます！めっちゃ嬉しいです！更新、頑張ります！ (2015年7月1日 4時) (レス) id: 70d05ec747 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シキ | 作成日時：2015年6月21日 20時
