紅一点は阿部担です！ 3【緑】 (ページ17)

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ねぇねぇねぇページ17

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柊、少し不満が溜まっています。

そう！！！最近お仕事のタイミングが違いすぎてまっったく甘えられてない！！

ほんとにそろそろ亮平くん不足でしにそう

そして今日はなんと久しぶりの全員が集まるバラエティー番組

なのに彼とは楽屋で目すら合わないのだ。

｢ううう……｣

北｢あらあら、どうしたんですか？｣

彼女は私の専属のメイクさん、北嶋莉世こときっちゃん。

｢きっちゃ〜ん……｣

北｢なるほどねぇ｣

｢嫌われたかな？生きていけない｣

北｢それはないでしょ〜ん〜……あっ！｣

｢え、なになに！？なんか思いついた！？｣

北｢今日髪巻こう！｣

｢え？｣

私は普段ストレートの状態で番組や雑誌に出ることが多い。
故に髪を巻くなんて忙しいしあんまりしてこなかったのだ

北｢らぎーそれスノで髪巻いて出たことないよね？｣

｢いやーまぁうん｣

北｢これなら視聴者にも阿部くんにも刺さるよ！やるぞ！｣

仕上がりはもちろん完璧。
自分で言うのもなんだけどめっちゃかわいい、きっちゃんすごい

北｢わー！かわいい！今日メイクも変えてみたんだよ｣

｢メイクはなんで……｣

北｢ギャップだよギャップ！というかこれじゃ阿部くんだけじゃなくてみんならぎーにメロメロだよ｣

｢そうかなぁ…｣

北｢そうそう！ほら！早く楽屋戻って！！｣

｢ちょ！押さないでよー！わかったから！うん！ありがとう！！｣

これだけしたんだから絶対みんなをびっくりさせちゃうんだから！！