45 / バス停、君と ページ47
side M
「ちょっと、マジで俺が前？俺に何かあったらとか考えないのかよおまえら、」
「最悪ちゃんと葬ってあげるから大丈夫、お願いします」
「マジでおまえらほんと…、」
呑気に走るバスがすぐそこまで近づいてきたとき、
ニノのその答えにリーダーが呆れてる。
ごめんねリーダー、
頼りになるよ。
「わ、停まった…、」
「なんでおまえが一番後ろなんだよ、」
「だって怖いじゃん、！」
目の前に停まったバスが怖くて小声で呟くと
さっきから "おまえが行きたいって言ったんだろう" と呆れてる翔くんが小声で返してくる。
そう言う翔くんもリーダーを盾にして隠れてるくせに。
なんて言ったら怒られるのわかってるから言わないけど。
「ちょ、マジで…、マジでおまえら逃げないでよ、」
「それはしない、それは約束する」
「さすがに兄さん置いてかないよ」
バスってなんで扉が開くまでに時間があるんだろ。
その時間がやけに長く感じて、お兄さん達3人のそんな会話を聞いていると
やっと扉が開く。
古臭そうな音を立てて開いたその先には
俺の記憶の中に居たはずの、"彼" 。
「…………会えた、」
誰？とか
本物だ、とか
君は俺ですか、とか
そんな確認の言葉よりも
そんな確認なんてせずとも
彼が俺だとすぐにわかって。
望みが叶ったと、
その言葉が口をついて出た。
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ヲ伽 -otogi-(プロフ) - ゆえんさん» わぁぁわたしこそコメント嬉しいです、、！🥲🩷ありがとうございます✨✨ (7月6日 23時) (
レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆえん(プロフ) - ひゃーーー新作嬉しいです😭😭😭😭😭😭更新楽しみに待ってます😭😭😭😭😭 (7月6日 16時) (レス) @page8 id: d25217e7b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヲ伽
| 作成日時：2023年7月6日 16時
