39 / 青と緑の関係性 ページ41
side S
「どう？」
「ん、本当にぬるかった。いつもの仕事と変わんない」
彼が戻る際、兄さんが水温の確認をしてくれて。
待機してた俺らの場所に戻ってきて教えてくれたのは、
やっぱり変わらないらしく。
何だろうな。
理由がわからない。
「……バス停と関係あったりするかな、」
ふと、相葉くんが呟いたそれに
3人とも視線が引っ張られる。
「…わかんないけどね？……理由がわからないものって、それかなって思っちゃうじゃん」
確かに、
彼に不思議なことが起これば第一にそれが浮かぶ。
「……翔ちゃんだって、最初の倒れた体調不良から全部そうなんじゃないかって言ってたじゃん」
俺が確信がなくて相葉くん以外に漏らさなかったそれを
この際、なんて顔して2人に聞かせるように言葉にした相葉くん。
だって、
俺の想像だし。
説明なんて出来ないし証拠もない。
「まぁ……そうだとしてもおかしくはないよね」
わからないことだしスルーされるかと思えば、
兄さんから共感の言葉が返ってくる。
「でも、それならなんで、って話になるよね。なんで倒れたことから始まってるのか」
「うん…、それは思うけど」
「……まぁ、理由を求めるのがそもそも間違ってるのかもしれないけど」
問題提起したニノ自身が
自分で会話を閉めていた。
そう。
この不思議なことに、理由を求めることがまず間違っているのかもしれない。
目の前で、最後まで仕事をこなそうと頑張っている彼を見つめて
彼に何が起こっているのか、改めて不安になった。
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ヲ伽 -otogi-(プロフ) - ゆえんさん» わぁぁわたしこそコメント嬉しいです、、！🥲🩷ありがとうございます✨✨ (7月6日 23時) (
レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆえん(プロフ) - ひゃーーー新作嬉しいです😭😭😭😭😭😭更新楽しみに待ってます😭😭😭😭😭 (7月6日 16時) (レス) @page8 id: d25217e7b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヲ伽
| 作成日時：2023年7月6日 16時
