38 / 意図の有無 ページ40
side S
「ん、座ってちょっと落ち着こう、ね」
個室に入って座らせると、
そこに、急いで来たのが丸わかりな3人がやって来た。
「潤くん大丈夫？」
「ごめんね遅くなって、」
「いや、俺も今来たとこなの。そんで今個室入って」
「あ、そうなの。どうした、水？」
「ん、そうみたい」
寒いわけじゃないから毛布に包まってはいない彼を見て
水だろうなと察したみたい。
「ごめ、みんな…呼んで、」
「ううん、マネージャーがいつもと違うなと思って呼んでくれたんだと思う、」
「でも…、いつもは、大丈夫なやつだったんだけど…、」
さっき俺にも説明したことを
今来た3人にも説明した。
いつもなら平気な感じのものだった、と
困ったように。
「どうしたんだろうね、…体調は？」
「ううん、何も…、」
「冷たかったとか、」
「ん−……、ううん、ぬるめにってお願いした、」
「なんだろう、……感じ方かなぁ…、」
「ん……、ちょっと、びっくりした、」
パニックになってしまった、と零す彼を摩ると
ありがとう、と言いたげに頷いて。
少し落ち着いた彼に、俺らも少し安堵する。
「もう終わり？」
「や、あとちょっと残ってる。ほんのちょっと、」
「あら、そっか、……断る？」
「ん……ううん、あとほんとにちょっとだし…、」
「……なら俺らも居るから頑張っておいで、何かあったら助けるから」
あと本当にちょっとのところでこうなってしまったらしく
断るほど残ってない、と言う彼を見て兄さんが許可を出した。
傍に居て何かあっても大丈夫だから、と付け加えて。
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ヲ伽 -otogi-(プロフ) - ゆえんさん» わぁぁわたしこそコメント嬉しいです、、！🥲🩷ありがとうございます✨✨ (7月6日 23時) (
レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆえん(プロフ) - ひゃーーー新作嬉しいです😭😭😭😭😭😭更新楽しみに待ってます😭😭😭😭😭 (7月6日 16時) (レス) @page8 id: d25217e7b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヲ伽
| 作成日時：2023年7月6日 16時
