15 / 護衛 ページ16
side N
リーダーの言葉に心底安堵したような彼は
自分の感覚が信じてもらえるか不安だったんだと思う。
こんなときに俺らを困らせるような人じゃないから、
不思議な感覚であっても信じるのみだと思ってる。
「それで松潤、これからどうしようとかは決めてるの？」
「や、何も決めてなくて、……病院でもわかんなかったし、どうしようかなと思って」
とりあえず話したかったらしく、今後のことは決めていない彼に
さすがに俺らも、案は出ない。
「……たぶんさ、病気でとかじゃないんだよね…？」
「うん…、そう思う、いろんな検査したし」
「潤くん的に、精神的なものでもないんだよね」
「うん、」
"居なくなった" という感覚を不思議だとは思っていても
間違ってるとは思ってないことがよくわかる。
翔ちゃんと相葉くんと俺からの質問に答える彼を見ていたリーダーが
でも、と口を挟む。
「でもさ、それをずっと悶々と考えてると精神的なものになっちゃう可能性もあると思うよ、」
「……今はそうじゃなくても、？」
「うん。だから何か、こうしてみたいなっていうのが浮かぶまでずっと考えるのはやめてみたらどうかな。その感覚は捨てなくていいから」
「……自然にってこと？」
「うん、そう」
「……そうだね、変に悶々と考えてもアレだし、」
「うん。エピソードトークとかは俺らがカバーするから」
今日の撮影のときの彼の様子を思い出したらしく
このまま悩み続けてしまうと、今は精神的なものじゃなくても今後そうなってしまうかもしれない。
それがリーダーの心配の種らしい。
確かに、今日上の空だったし。
俺らがカバーすること、自然の流れに任せてみること。
一旦はそれで纏まって、この日は解散になった。
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ヲ伽 -otogi-(プロフ) - ゆえんさん» わぁぁわたしこそコメント嬉しいです、、！🥲🩷ありがとうございます✨✨ (7月6日 23時) (
レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆえん(プロフ) - ひゃーーー新作嬉しいです😭😭😭😭😭😭更新楽しみに待ってます😭😭😭😭😭 (7月6日 16時) (レス) @page8 id: d25217e7b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヲ伽
| 作成日時：2023年7月6日 16時
